年金・利子生活者の経済学 上田昭三『シルバーエイジの反乱』の読書録

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上田昭三『シルバーエイジの反乱』

単行本:207ページ
著者:上田昭三
出版社:集英社
発売日:1993年(平成5年)12月20日第1刷発行

目次

まえがき

【第1章】 年金・利子生活者を脅かす金利政策
年金・利子生活者にとっての利子収入の重要性
金利低下は自分のお金を収奪されることに等しい
度重なる利下げでどれだけ損をしたか
利子生活者『殺し』の身勝手な不況対策

【第2章】 利子生活者『殺し』を防ぐ方法
「高齢者向け一定金利保証預金制度」創設を提案
日銀「政策委員会」に高齢者代表委員を!
もう一つの応急策、高齢者マル優枠の拡大を!
全預金者に犠牲を強いる不健全・不効率金融機関は切り捨てる
要求実現に必要なのは高齢者団体パワーの発動

【第3章】 いよいよ自由金利時代へ
なぜ金利は規制されてきたか
なぜ金利は自由化されたか
金利の自由化は年金・利子生活者に大きな利益

【第4章】 金利自由化でアメリカはどう変わったか?
-金利も商品もすべて消費者有利に
預金金利は急上昇、激しい景品競争も
ローン金利は上がらず
預金商品の種類も豊富に
手数料はたいして上がらず、諸サービスは大幅好転
金融機関への打撃は?

【第5章】 わが国では、自由化が進んでも消費者の利益の改善は進んでいない
自由預金金利も依然無競争で高効率銀行は大もうけ
預金金利ばかりか、何もかも横並び
そのうえ、郵貯の競争力をそぐ『たくらみ』
無競争を容認擁護する大蔵省の目的は天下り先の確保?
公正取引委員会は何をしている?
ここでも高齢者団体パワーの発動が必要

【第6章】 自由金利時代の二大特徴事項
-安全有利な財テクへの要注意点
銀行倒産の多発、しかし1000万円以下の預金は保険で絶対安全
自由金利預金はインフレからも安全

【第7章】 最良貯蓄商品選びの実際
自由金利時代の貯蓄商品の重要特性比較
元利とも絶対安全・確実で有利な商品は
郵便貯金のニュー定期と定額貯金
郵便貯金の預入限度額の引き上げと「セカンドライフ貯金」(仮称)の創設がぜひ必要
1000万円以下の預金は高金利の金融機関へ1ヶ月満期で預ける

【第8章】 少し本格的な金利予想の仕方
金利変化の最大原因はインフレ予想の変化
インフレの主因を知って金利を予想する
有効求人倍率による金利予想

あとがき

以下読書録作成予定