都庁出入り業者 廣中克彦『お役人さま、つい本音を語る』の読書録

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廣中克彦『お役人さま、つい本音を語る』

単行本:245ページ
著者:廣中克彦
出版社:講談社
発売日:1997年(平成9年)11月8日第1刷発行

目次

【第1章】 ねったにいない良心的係長のお話
新宿の豪華宮殿「都庁舎」にて
「なんでそんなところに工場なんかつくったんだ」
お役所の建物にひそむ魔力
「もしや自分のことが・・・」
甘い汁を吸うOB直営会社
退職金目減り分の補填工作
タクシー券を一人占めする管理職
カラ伝票づくりも公務?
上司を守った部下には手厚い庇護を・・・
お役人の防衛本能
地方役人から見た中央役人
お役人には資産家の息子が適任
天下りの決まり事
官民癒着のシンプル構造
「そのような部署はいっそ廃止してしまえ」
監査する者が泥棒だった
天下りできないなら奥の手を
この本の印税を注ぎ込んでも・・・
当事者でなければ他人事
利益なし、儲けなしの落札
「お役所では頻繁に異動があるポストこそ怪しい」
働かない手当!?

【第2章】 ちょっと反骨のお役人のお話
お役人の「ご多忙」演技力に拍手
「3日で片づく仕事を1ヶ月かけてやれるやつが出世する」
名簿からの抹殺
ゴマすりか、出世拒否か
下っ端には下っ端なりの出世欲が
「よけいなことに手を出すな」
「役人は10年がまんすれば、あとは天国」

【第3章】 出世を諦めたお役人のお話
お歳暮持参で業者を訪ねるお役人
ワイロもとらずに業者を救う?
業者をいびって汚名返上
代価を求めないお役人は絶滅の危機
「業者だけが悪いとはいえない」
「おかしな関係でもあったら・・・」
誰かを犠牲にしないと出世できないシステム
出世を拒否すればお気楽、極楽
ヒラの実力者がいる!
遅れず、休まず、働かず
「前例」は黄門様の印籠
「なにしろ、手当が半分以下なんだぜ」
「監査がなければ真剣に仕事なんかしない」
真新しいクーラーはどこへ?
「・・・」はお役所らしい反応
女性のお役人に一縷の望みを
新人お役人からの手紙
不明瞭な昇任試験
ワイロお役人判別法
『お役人さま!』の波紋
天下り会社「公有地占拠事件」のその後
「なにかをやるなら、定期異動の直前に」

【第4章】 係長さんたちの微妙なお話
変わった=(イコール)まともなお役人
公共工事は大手の言いなり
「役所はなにしろ組織に弱い」
50歳すぎたらお役人は変わる!?
「課長補佐なんかできたために・・・」
アルバイト?
天下り会社が急成長する理由
「なんとか元気で恩給を・・・」
当事者はオロオロ、周囲はニヤニヤ
突然の降格
喜劇を見たいならお役所へ
私は「要注意人物」
裏金の管理者は「ズバリ、係長だよ」
秘密の金庫
ため込んだ裏金は、上司に貢ぐ昇任資金に
報復指令は知事から!?
借金を踏み倒したお役人
「もっとゴツイことを先輩たちは平然とやっていた」
お役人はほかのお役人の財布を気にする
大蔵省のお役人は神様同然
「後日、回答する」はお役人の拒否回答

【第5章】 出世した課長と左遷された部長のお話
「出世した自分の姿を見せたい」
トイレの前での臨時インタビュー
「悪意はなかった」
業者への不実は、すぐに時効
お役所流ごまかしテクニック
カラ伝票作成の原点
ついに認めさせた!
暗黙の了解が消えた日
「私はここにとばされました」
官尊民卑
転勤先は上司より組合にかけ合う
出世できないのは下戸のせい
「誰の子分か。それが問題だ」

あとがき

以下読書録作成予定