永田町の目付役、ひとり見参! 中村敦夫『この国の八百長を見つけたり』の読書録

厚生年金・国民年金増額対策室年金読書録(年金、年金生活、社会保障関連の本) > 中村敦夫『この国の八百長を見つけたり』の読書録

厚生年金・国民年金増額対策室

中村敦夫『この国の八百長を見つけたり』

単行本:246ページ
著者:中村敦夫
出版社:光文社
発売日:1999年(平成11年)10月5日初版第1刷発行

目次

まえがき

【第1章】 紋次郎、爆死覚悟で目付する
ニヒリズムの木枯し紋次郎が帰って来た
政治家は戦場カメラマンとおなじで弾が怖くては商売にならん
さきがけ・田中秀征氏との出会いで無宿渡世の草鞋をぬいだ
大塩平八郎のように爆死覚悟で挑んだ東京・夏の陣
クジ引きが「民主主義」だという国会の非常識
理事会での昼食寿司代二千円も税金の無駄遣いだ
日本はとっくに社会主義国家だった
政治とは「官」との闘いである
平気で嘘をつく公明党の驚くべき豹変
セクハラ捏造で野党を貶めようとした与党議員の謀略
紋次郎、国会内でたった一人の反対

【第2章】 検察、最高裁の悪奉行ぶりを許さない
最高裁が憲法違反をしている
裁判をしない裁判官が出世し、現場裁判官はノイローゼや自殺に悩む
最高裁での住民側勝訴率が1パーセントの理由
公金不正使用が必ず無罪放免になるという風潮を許さない
検察が不起訴にするのは身内の犯罪に大甘だからだ
犯罪歴のある統一教会の教祖を特別入国させた法務省の腰くだけ
北朝鮮に日本の国家機密が筒抜けになっているぞ!
則貞スキャンダルをたった3日で一件落着にした検察庁の早業
検察の調査結果報告書は小学生並みの作文だ
検察庁全体の交際費は年間10万円しかない!
内部告発文書による公金不正使用の手口
女性スキャンダルの裏にある検察とパチンコ業者との癒着

【第3章】 国民に選ばれない官僚の跳梁跋扈を許さない
官僚がのさばる国で苦しむのは国民だ
国会議員は八千人の官僚たちに囲まれた人質だ
日本のすべてを決定するのは各省庁の事務次官たちだ
大臣を鏡餅のお飾りミカンとバカにする官僚たち
官僚独裁に逆らって官僚にクビを斬られた法務大臣
新大臣への「酒樽プレゼント事件」で馬脚を表した法務官僚
盗聴法やガイドライン法を手にした官僚はますます横暴になる
オウム対策を喧伝したのに宗教団体除外は矛盾だ
主権放棄で日本はアメリカの属国になった
官僚主導の戦争は無責任な暴走になる
斡旋業者にすぎない政党同士の党利党略を許さない
社民党、民主党が消えゆく理由
官僚とは恥ずかしいという人間的な感情を忘れた人たちをいう

【第4章】 十円たりとも税金の無駄遣いは許さない
まじめにやれば、国会議員は月給130万円、ボーナス800万円でも赤字だ
国を守らず私欲の金儲けに走る防衛官僚
「虎ノ門」の魑魅魍魎、悪徳特殊法人、公益法人を許さない
国民の年金を食いつぶす厚生省を許さない
民営化すれば葉書は5円、郵政省は下手な商売から手を引け
長期不況の戦犯、600兆円もの借金をつくった大蔵省を許さない
罰金2億円を税金で「東京・日の出町」住民に支払い続けた廃棄物処分組合
東京湾ゴミ処分場の設計ミス隠蔽工作に30億円も使った東京都を許さない
ただ酒、ただ食い1000億円の無駄遣いをひた隠す自治体役人
国の検査機関は泥棒が泥棒を取り締まるようなものだ

【第5章】 日本全土の監視団ネットワークで地域主権を確立する
五木の子守唄のふるさとを破壊する川辺川ダムを許さない
80年に1回の大洪水のために大切な山河を破壊してはいけない
八百長模型で国民を欺こうとしても目付は騙されないぞ
巨大ダムのプロジェクトも目付集団と世論の力でつぶせる
中央におカネで飼い慣らされていては地方は死ぬしかなくなる
野菜が「安全」でも生命が危うい所沢のダイオキシン汚染
久米宏バッシングで問題をすり替えた軽率なマスコミには腹が立つ
ゴミ問題で日本に初めて市民革命が起きる
「儲けるためなら死んでもいい」という価値観が人間を破滅させる
情報公開を武器に一人一人が目付になれ
赤ひげ弁護団設立で地域住民をサポートする
地域主催の「合衆国制」で日本はよみがえる

以下読書録作成予定