年金制度の現状、問題点、改革のポイントを示す 木村陽子『自分を守るための年金知識』の読書録

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木村陽子『自分を守るための年金知識』

新書:235ページ
著者:木村陽子
出版社:筑摩書房
発売日:2003年(平成15年)3月10日第1刷発行

目次

まえがき

【第1章】 年金が危ない
1.年金は破綻寸前
2.若い人ほど損をする
3.家族の変化に対応できていない年金
4.パートタイマーや短時間労働者の増加に対応できていない年金

【第2章】 年金制度の現状
1.年金制度の特徴
2.年金の種類としくみ

【第3章】 高齢化に耐えられる年金とは
1.保険料で選ぶか、給付額で選ぶか
2.高齢化の進展
3.年金財政を悪化させるものは何か
4.スウェーデンの年金改革
5.ドイツの年金改革
6.日本での動き

【第4章】 現実と制度とのミスマッチ
1.家族が変わった
2.増えるシングル、減る専業主婦

【第5章】 現行制度の何が問題か
1.専業主婦世帯の優遇
2.短時間労働者の増加と厚生年金の空洞化
3.夫の所得が高い妻ほど専業主婦
4.遺族年金の問題点
5.雇用者の犠牲で成り立つ年金

【第6章】 女性と年金
1.女性の老後は長い
2.女性の年金はなぜ低いのか
3.女性の年金権はどう変化してきたか
4.女性と年金の新しい流れ
5.短時間労働者の増加に、現行の厚生年金は耐えられない
6.専業主婦世帯優遇の見直し
7.国民(基礎)年金は、目的税型消費税へ

【第7章】 少子・高齢社会に向けて
1.社会保険と税制の見直し
2.パートタイマーと扶養家族の扱い
3.健康保険の改革
4.賃金と企業福祉の改革

巻末付表

以下読書録作成予定