常識が逆転するデフレ時代の生き方 榊原英資『デフレ生活革命』の読書録

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榊原英資『デフレ生活革命』

単行本:241ページ
著者:榊原英資
出版社:中央公論新社
発売日:2003年(平成15年)7月10日初版発行

常識が逆転する
デフレ時代の生き方
企業と個人の未来を
『ミスター円』が予測する
サラリーマンはもういらない

目次

まえがき

【第1章】 常識が逆転する時代
500年ぶりの大転換期
第2次世界大戦後は特殊な時代
欧米中心の世界が変る
ヒューマニズムは前世紀の遺物
[コラム1] 近代資本主義の成立と展開

【第2章】 資産は出来るだけ持たない方がいい
資産価格は今後も下がり続ける
株よりは債券と現預金がリスクが少ない
整理出来る資産は整理しろ
持ち家から賃貸の時代へ
デフレの時代の資産バブル

【第3章】 借金は出来るだけするな
債務過剰の日本経済
投資は出来るだけ自己資金で
従来型の銀行業はもう成り立たない
年金制度もこのままでは崩壊する
平成の徳政令は必要なのか
[コラム2] マクロ経済学が役に立たない

【第4章】 アメリカ一極集中は急速に崩れる
イラク戦争後の国際情勢
アジアが第三極になる日
世界の多様化と文明の衝突
デフレに弱いヨーロッパとユーロの行方
[コラム3] ドル暴落の可能性はあるのか

【第5章】 会社はどこにいくのか
このままでは日本の会社はもたない
従来型のサラリーマンはもういらない
どんなプロフェッショナルが求められているのか
戦略性と論理性が人材の条件に
ピラミッド型からフラット型へ変る

【第6章】 給与はもう自動的には上らない
日本型資本主義の変貌
年功序列賃金の崩壊は避けられない
ベースアップと定期昇給がなくなる日
変ってくる大学と企業の関係
[コラム4] 日本は大変豊かな社会主義国です

【第7章】 何のために人は働くのか
豊かな社会の労働観
アレックス・カーの行き方
日本型NPO活動が動きだした
重要な情報はローカルなもの
海外に広がる一村一品運動

【第8章】 大量生産・大量廃棄はもう限界
大量廃棄のボトルネック
大量生産から注文生産へ
飽食のなかのファストフード
シンプルライフと溢れるモノ
[コラム5] 世界的寿司ブーム

【第9章】 自然・環境そして循環型システム
成長の限界を我々は超えてしまったのか
人間という放漫な生物
循環経済システムの具体化を
進歩と対立から共生へ

あとがき

以下読書録作成予定