年金不足で困らない! ファイナンシャルプランナー 藤本壱『「勝ち組」人生のための投資ガイド』の読書録

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厚生年金・国民年金増額対策室

藤本壱『「勝ち組」人生のための投資ガイド』

単行本:255ページ
著者:藤本壱
出版社:秀和システム
発売日:2004年(平成16年)7月20日発行

目次

はじめに
「勝ち組」人生になるとこう変わる!

【第1章】 ハッピーリタイアメントの準備は今日からはじめる!

1-1 誰にでもやってくる老後だから早めに考えておこう
老後の期間が長くなっている
ハッピーリタイアメントに必要な金額は?
かなりの額が必要?
1-2 日本の年金制度の概要を理解しよう
日本の年金制度は3階建て
国民年金
厚生年金と共済年金
国民年金基金
企業年金と職域部分
個人年金
確定拠出年金
賦課方式と積立方式
[コラム] 障害年金と遺族年金
1-3 公的年金は「いつから」「いくらぐらい」もらえる?
もらえる年金の種類
老齢基礎年金の計算方法
-老齢基礎年金の計算例
-平均の受給額
老齢厚生年金の計算方法
-老齢厚生年金の計算例
-平均の受給額
特別支給の老齢厚生年金
加給年金と振替加算
インターネットで年金額を試算しよう
将来の年金制度は予想できない
[コラム] 国民年金を滞納するとどうなる?
1-4 年金原資のためにいくら用意する必要がある?
年金額から年金原資を計算する
-「年金現価係数」が分かれば計算できる
-表から年金現価係数を求めて計算する
-Excelで計算する
年金原資から毎年の年金額を計算する
-Excelで計算する
1-5 毎年どのぐらい積み立てれば良い?
年金原資から毎年の積立額を計算する
-「年金終価係数」が分かれば計算できる
-表から年金終価係数を求めて計算する
-Excelで計算する
毎年の積立額から年金原資を計算する
-Excelで計算する
若いうちから計画的かつ効率よく運用しよう
1-6 ライフプランの中で老後資金を考えよう
ライフプランとは?
人生の中での大きな出来事を年表にまとめる(ライフイベント表)
-ライフイベントとライフイベント表
-ライフイベント表の作り方
-ライフイベント表の例
家庭の収支と金融資産残高を割り出す
-収入を割り出す
-収支を割り出す
長期間の収支の見積もりを立てる(キャッシュフロー表)
-収入・支出の見積額を書き込む
-金融資産残高を計算する
-キャッシュフロー表の例
1-7 Excelでライフプランを立てよう
基本データを入力する
-家族の名前と生年月日
-キャッシュフロー表の作成期間
-収入と支出
-昨年末の金融資産残高と運用利率
-教育費
-入力の例
ライフイベント表とキャッシュフロー表の作成
データを手直しする
-収入の調整
-支出の調整
-手直しの例
1-8 キャッシュフロー表からライフプランを見直す
収支と金融資産状況をグラフで見る
グラフの見方
解決策はある!
総合的な対策を早めに立てよう
[コラム] 自営業の方はしっかりと計画を

【第2章】 年金原資の元手はこうやって作る!

2-1 年金原資作りの基本
「収入増」「支出減」「効率良い運用」の3つが基本
収入の大幅増は難しい
大きな支出を効率よく削減
2-2 生命保険の基本をマスターしよう ~生命保険[対象]全世代(特に若い世代)~
生命保険は「高額な買い物」
生命保険の基本は「終身保険」と「定期保険」
誰のために入るかよく考えよう
定期的な見直しが必要
2-3 必要保障額はいくら? ~生命保険[対象]全世代~
収入と支出の差から計算する
インターネットで試算してみよう
[コラム] 団体信用生命保険とは?
2-4 生命保険の効率的な入り方 ~生命保険[対象]全世代~
定期保険で安く保障を買う
終身保険に入るなら「積立利率変動型」がお勧め
逓減定期保険でさらに保険料を抑える
定額保険に入る
「生命保険に入らない」という手も?
2-5 期間短縮型の繰上げ返済で返済合計額を減らす ~住宅ローン[対象]全世代~
繰上げ返済して利息を節約する
利息軽減効果が大きい「期間短縮型」
Excelでシミュレーションする
2-6 返済額軽減型の繰上げ返済も活用する ~住宅ローン[対象]全世代~
返済額軽減型の繰上げ返済の仕組み
Excelでシミュレーションする
軽減された利息を積立てに回す
繰上げ返済の注意事項
-手数料
-繰上げ返済する額の下限
-住宅ローン控除との関係
2-7 高金利の住宅ローンを低金利に借り換える ~住宅ローン[対象]40代以降~
借り換えの基本
返済期間を短くするのも良い
Excelでシミュレーションする
元利均等返済から元金均等返済に変える
諸費用を考慮することが必要
2-8 新規に借りる人は借り方を考えよう ~住宅ローン[対象]30~40代~
固定金利型と変動金利型
固定金利型と変動金利型どちらが得?
-借りる期間が短い場合
-借りる期間が長い場合
元利均等返済と元金均等返済
2-9 教育資金もうまく作ろう ~教育資金[対象]30~50代~
子供にも教育資金を負担してもらう
公的な制度を利用する
-日本学生支援機構を利用する
-国の教育ローンを利用する
こども(学資)保険はなるべく避ける
2-10 「扶養」について考える ~扶養[対象]全世代~
年収103万円・130万円の壁
扶養から外れて働く場合の損益分岐点
働けるならたくさん働いたほうがよい
厚生年金に入れば将来の年金が増える
生命保険料を節約できる
女性が働きやすい環境ができれば・・・

【第3章】 ローリスク商品で年金を作る!

3-1 ローリスク商品とハイリスク商品
ローリスク商品のメリットとデメリット
-ローリスク商品のメリット
-ローリスク商品のデメリット
ハイリスク商品のメリットとデメリット
-ハイリスク商品のメリット
-ハイリスク商品のデメリット
ハイリスク・ローリスク商品を組み合わせたい
3-2 預貯金と積立 ~[対象]全世代~
固定金利と変動金利
預貯金はインフレに弱い
3-3 個人向け国債 ~[対象]全世代~
個人向け国債とは?
-10年満期
-発行の間隔
-1万円から購入可能
-変動金利
-利息にかかる税金
-満期前の換金
個人向け国債の買い方
[コラム] 「つみたてくん」でお金を積み立てる
3-4 財形年金貯蓄 ~[対象]55歳未満の会社員~
財形年金貯蓄の概要
財形年金貯蓄のメリット
-利息が非課税
-給与天引き
-住宅資金の融資を受けられる
-教育資金の融資を受けられる
財形年金貯蓄の注意点
-解約した場合は課税される
-550万円を超えて積み立てると課税される
-転職する場合
[コラム] 財形住宅貯蓄と一般財形貯蓄
3-5 定額個人年金 ~[対象]全世代(分割払いタイプ:20~40代、一時払いタイプ:40~50代)~
定額個人年金保険とは
保険料の支払い方
-分割払い
-一時払い
-死亡時の取扱い
年金の受け取り方
-確定年金
-保証期間付き終身年金
-確定年金と保証期間付き終身年金の保険料の差
-その他の受け取り方
公的年金までの「つなぎ年金」を作る
定額個人年金保険に加入して節税する
3-6 小規模企業共済 ~[対象]全世代の自営業者~
小規模企業共済の概要
加入できる人
掛け金
共済金の給付
共済金を年金として受け取る
小規模企業共済を利用した節税
-掛け金の税法上の取扱い
-共済金の税法上の取扱い
小規模企業共済の加入方法
3-7 国民年金基金 ~[対象]60歳までの自営業者~
国民年金基金の概要
加入できる人と型
年金の種類と掛金・年金額
-加入者が亡くなった場合
脱退は基本的に不可
国民年金基金を利用した節税
加入の手順
3-8 各種商品を利用した節税
節税の仕組み
定額個人年金保険による節税
-節税額の計算例
小規模企業共済・国民年金基金による節税
-節税額の計算例
[コラム] 会社員や公務員には節税方法はないの?

【第4章】 投資型商品で攻めの年金作りをする!

4-1 これからの年金作りには投資商品が必要
72の法則
インフレが迫っている
制度等も後押し
4-2 外貨建て年金保険 ~[対象]全世代(特に40~50代)~
外貨建て年金保険の仕組み
外貨建て年金保険のメリット
-予定利率が高い
-海外分散投資ができる
-外貨のまま受け取ることもできる
外貨建て年金保険のリスク
[コラム] 円安と円高
4-3 投資信託 ~[対象]全世代~
多数の投資家から資金を集めてプロが運用
投資信託の分類
-公社債投資信託と株式投資信託
-単位型と追加型
-株式投資信託の分類
投資信託のメリット
投資信託のデメリット
株式投資信託のリスクとリターン
投資信託を買うには
4-4 変額個人年金 ~[対象]一時払い型は40代以降~積み立て型は20~40代~
投資信託と年金を組み合わせた商品
ファンドに資金を振り分けて運用
死亡保険や年金原資が保証される商品もある
課税が繰り延べられる
解約時にはペナルティがある
維持コストが高い
保険会社が破綻した場合
4-5 変額個人年金選びのポイント
年金受取前の死亡時には最低保証がある商品もある
死亡保証額がアップする商品もある
年金原資が保証される商品もある
その他のポイント
-特別勘定の数
-維持コストの安さ
-最低保証付きにするかどうか
[コラム] 変額個人年金を老後資金以外に使う
4-6 変額保険 ~[対象]全世代~
変額保険の仕組み
有期型と終身型
定期型の変額保険
変額保険のメリット
-保険料が安い
-インフレに強い
変額保険のデメリット
4-7 確定拠出年金の基本 ~[対象]60歳までの会社員と第1号被保険者~
退職給付債務の問題
年金の移動が難しい
第1号被保険者の問題
確定拠出年金の誕生
企業型と個人型
加入者自身が運用する
年金の持ち運びができる(ポータビリティー)
確定拠出年金のデメリット
-年金額が確定しない
-途中で引き出すことができない
-手数料がかかる
4-8 確定拠出年金の加入から給付まで
確定拠出年金に加入する
-企業型の場合
-個人型の場合
運用に使われる商品
-元本確保型の商品
-インデックスファンド
-アクティブファンド
-ライフサイクルファンド
-ファンド・オブ・ファンズ
受けられる給付
-老齢給付金
-死亡一時金
-障害給付金
税制上の優遇
-掛金拠出時の優遇
-運用時の優遇
-受給時の優遇

【第5章】 余力のある方にはこんな商品も

5-1 株式投資の基本 ~[対象]40代以降~
企業の成長のおすそ分けを手に入れる
株を取引するには
売買単位には制限がある
5-2 年金作りに適した株への投資方法
ミニ株で分散投資をする
るいとう
ETF
配当で地道にお金を増やす
株主優遇も魅力がある
5-3 債券の基本 ~[対象]40代~(ただし当面はお勧めしない)~
債券=国や企業にお金を貸して得る借用書
債券の発行者による分類
利付債と割引債
金利と債券価格は逆の動きをする
5-4 債券の買い方
低金利時には債券を買うべきではない
債券を購入する方法
債券購入時の注意
-信用リスク
-流動性リスク
[コラム] 住民参加型ミニ地方公募債
5-5 外貨建ての商品 ~[対象]全世代~
外貨建て商品の使いみち
外貨預金
外貨建てMMF
外国投資信託
外国株式
-中国株
-米国株
-外国株式を買う場合の注意点
-外国株式を買う手順
外貨建て債券
外貨建て商品のリスク
5-6 不動産投資信託 ~[対象]40代以降~
不動産に分散投資
利回りがよい
比較的手軽に不動産投資ができる
換金しやすい
不動産投資信託を買う方法
5-7 金投資 ~[対象]全世代~
インフレ対策としての金
信用リスクのない金
不安定な時代に対策するための金
ペイオフ解禁対策としての金
消費税増税対策としての金
金の買い方
-純金積立
-金貨を買う
-金地金を買う
純金投資の注意点
5-8 不動産の活用
マンション投資(対象:50代~)
-表面利回りが高い
-実質利回りで考える
-物件の価値が下がっていくことにも注意
リロケーション(対象:転勤のある方)
リバースモーゲージ(対象:不動産をお持ちの高齢者世代の方)
-リバースモーゲージの仕組み
-普及には問題点が多い

【第6章】 年金作りのための資産運用の基本

6-1 投資とリスクの関係
投資のリスクは「危険性」ではなく「ブレ」
超長期的に見れば「ハイリスク・ハイリターン」
10~20年のレベルでは「ハイリスク・ローリターン」もある
6-2 分散投資でリスクを抑える
1つの商品に全額投資するとどうなる?
複数の商品に分散投資してリスクを抑える
逆の値動きをするものを組み合わせると効果が高い
-逆の動きをする商品に分散投資する例
さまざまな資産に分散投資するとよい
投資信託を使って分散投資する
6-3 コンスタントにリターンをあげる
コンスタントな方が最終的なリターンが大きい
長期間に渡って見てみる
ライフプランを立てて必要なリターンを決める
6-4 投資時期を分散する(ドルコスト平均法)
「高値買い」をしてしまいやすい
毎月一定額ずつ購入する=ドルコスト平均法
右肩下がりになると損失が大きい
ドルコスト平均法で買うことができる商品
6-5 景気の変化と株・金利・債券価格の関係
景気と株の関係
-景気と株価の関係の例
景気と金利(および債券価格)の関係
-景気がよくなるときの金利の動き
-景気が悪くなるときの金利の動き
-金利の動き方
景気と株価、金利、債券価格の関係のまとめ
6-6 景気の変化に合わせてポートフォリオを変える
ポートフォリオについて
景気の谷でのポートフォリオ
景気拡大期のポートフォリオ
景気の山でのポートフォリオ
景気後退期のポートフォリオ
景気とポートフォリオの関係のまとめ
6-7 景気の判断方法を知ろう
国内総生産(GDP)と経済成長率
-GDPとは
-GDPと経済成長率
-名目値と実質値
-GDP、経済成長率の情報を得る
景気動向指数
-3つの系列がある
-先行指数と日経平均株価の関係
-景気動向指数の情報を得る
日銀短観
-日銀短観の概要
-業況判断DIと日経平均株価の関係
-日銀短観の情報を得る
その他の指数
6-8 年齢等と資産配分の方法との関係
20~30歳代の資産配分の方法
40~50歳代の資産配分の方法
60歳以降の資産配分の方法
リスク許容度は人によって異なる
-収入とリスク許容度の関係
-性格や経験とリスク許容度の関係
-必要なリターンとリスク許容度の関係
[コラム] ファイナンシャルプランナーにご相談を

以下読書録作成予定