クール&ハッピーで生き抜こう 森永卓郎・日下公人『日本人を幸せにする経済学』の読書録

厚生年金・国民年金増額対策室年金読書録(年金、年金生活、社会保障関連の本) > 森永卓郎・日下公人『日本人を幸せにする経済学』の読書録

厚生年金・国民年金増額対策室

森永卓郎・日下公人『日本人を幸せにする経済学』

単行本:255ページ
著者:森永卓郎日下公人
出版社:ビジネス社
発売日:2004年(平成16年)7月1日第1刷発行

目次

まえがき

【序章】 デフレかインフレか、日本経済の明日はどっちだ!!
日本経済を動かしているのは果たして誰なのか?
1.日本の景気は偽政者の気分によって変わる
2.アメリカ産のハゲタカたちが壊していく日本的ルール

【第1章】 日本人を不幸にする経済学
欧米型「成果主義」では日本人は幸せにはなれない
1.日本社会をダメにするアメリカ型「成果主義」
2.日本とアメリカでは働く目的が全然違っている
3.アメリカ的成果主義は一過性のブームでしかない
4.「強者の論理」よりも「弱者の論理」のほうが大事である

【第2章】 日本人を幸せにするライフスタイル
御用経済学者と成金の正体を見抜く方法とは
1.自分さえよければいいという金持ちが多すぎる
2.ハゲタカのルールを「正義」と勘違いしている日本人
3.「芸術文化」「恋愛」「コレクション」の三大市場
4.「効率」より「幸せ」を感じることのできる経済学

【第3章】 これが日本人の理想とする生き方だ!!
お金だけでは計れない人間の幸せとは
1.アメリカより、文化のあるヨーロッパを目指せ
2.沖縄やアジアなら年間300万円以下で楽に暮らせる
3.「競争」よりも「豊かさ」を選ぶのが成熟した生き方
4.お互いに助け合うことで高齢化社会も明るく生きられる

【第4章】 日本人を幸せにするオタク学
多様性を秘めた社会こそが成熟した社会である
1.今や世界の共通言語となった日本のマンガとアニメ
2.オタクの世界こそ真の「グローバル・スタンダード」だ
3.オタクであるほど豊かな人生を送ることができる
4.オタクとラテンが作り上げる素晴らしい日本の未来

【第5章】 日本人を幸せにする教育学
これ以上レベルの低い日本人を作ってはいけない
1.子供の遊びは大人社会のシミュレーションだった!
2.社会に出るための基礎を教えるのは大人の責任
3.日本の優れた先端技術は世界の産業をリードしている
4.成熟した国の産業は「恋愛」と「贅沢」で動いていく

【第6章】 日本人を幸せにする経済学
「魂」を失わない人間が最後に生き残る
1.経営とはロマンティシズムとリアリズムの融合である
2.短期的に考えるアメリカ社会、長期的に考える日本社会
3.「魂」をお金で売らない生き方を目指そう
4.これからの社会のキーワードは「幸せ」にあり

【終章】 日本が真に自立した国になるために
日本人としての覚悟を持つにはどうすればいいのか
1.日本は一日も早く国としての自覚を持つべきである
2.何も知らないリーダーに国の命運をまかせてはおけない
3.アメリカ帝国が没落する日は近い
4.日本は覚悟を決めるべき最終地点に来ている

あとがき

以下読書録作成予定