国家破産から老後の資金を守れ 太田晴雄『2007団塊破綻』の読書録

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太田晴雄『2007団塊破綻』

新書:247ページ
著者:太田晴雄
出版社:廣済堂出版
発売日:2005年(平成17年)6月7日第1版第1刷発行

目次

【プロローグ】
支払った税金をすべて官僚に浪費された世代
2007年からGDPは縮小しはじめる
日本では何をやっても儲からない仕組みになっている
官の介入のない分野には、チャンスが転がっている

【第1章】 衰退途上国・日本の始まり
2007年は、運命の年
団塊の世代のリタイアは、日本の経済成長の終わり
これが財政破綻の構図だ
資産防衛できる人には暮らしやすい時代がくる
人口475万人減で、50兆円のパイの縮小
3回目の財政破綻がやってくる
今後、日本に覇権が回ってくることは100%ない
USドルは今後信頼を維持できない
5年後、アジアの派遣は中国に移る

【第2章】 定年後に資産を失う人、増やす人
社会情勢の変化は60年のサイクルを繰り返す
第2の財閥解体が始まる
団塊の世代が行くところ嵐が起こる
財政破綻が新しい日本を生む
団塊は道徳観を備えた最後の世代
資産運用には攻めの姿勢が必要
団塊の世代が直面する資産激動時代
資産を失う人、守る人、増やす人
激変の時代にこそチャンスが訪れる
「金」と元による投資信託が大いに注目される
敗者復活と二極分化

【第3章】 団塊の世代の老後 最悪のシナリオ
団塊民族の大移動が始まる
2010年にみえてくる新しい日本
20年後、日本は経済大国の座から滑り落ちている
長生きは大きなリスク
国債は政府が保証するから絶対安心だという幻想
本格的インフレ到来で、老後設計は5年で崩壊する

【第4章】 運用グズはすべてを失う
資産の棚卸しから始める
運用法により金融資産を大きく増やすことが可能
具体的な運用方法を検討する
今後、不動産に値上がりはない
「金」は老後を支える重要な選択肢
備えあれば、定年は喜び

【第5章】 資産疎開は2007年までに終えよ
「早くから海外金融情報があったら、資産を増やすことができたのに」
日本の銀行は、客の足元をみたあこぎな商売をする
官僚だけが得をする社会システムの限界
国内の資産運用では、保守的な資産防衛策をとらざるをえない
海外で資産運用するための「投資三原則」
国内で海外資産運用をするという虫のいい考え方は捨てる
変化のあるところにチャンスあり

【第6章】 年金受給前に資産を大きく増やす方法
まず香港、シンガポールで銀行口座を開設
香港、シンガポールは「経済自由度ランキング」1位、2位
ヨーロッパ系銀行がお勧め
口座開設は30分でできる
賢い金融商品の選び方
日本にはない元本保証型投信の魅力
外貨預金は、欧豪プラス中国元
中国元ファンド最大の魅力
乱世に、「金」は絶対通貨となる
海外からみると、日本の生命保険は詐欺商品

【第7章】 団塊の世代が巻き起こす資産革命
心の資産を持て
団塊の世代のエネルギーが爆発したとき、何かが起きる
守銭奴は社会のクズ
知識不足が詐欺を呼ぶ
日本政府を信じてはいけない
ペイオフ解禁を「1000万円まで」と考えるのは危険
海外亡命政権樹立の動き

【エピローグ】
団塊の世代のリタイアが日本を変える
団塊の世代の老後も二極化する

以下読書録作成予定