超借金大国の行方を考える12の視点 吉田春樹『日本経済破綻・今、そこにある危機』の読書録

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吉田春樹『日本経済破綻・今、そこにある危機』

単行本:238ページ
著者:吉田春樹
出版社:PHP研究所
発売日:2005年(平成17年)12月2日第1版第1刷発行

目次

【第1章】 2014年、消費税率21パーセント
財政はすでに破綻している
消費税率21パーセントでもまだ足りない
次は個人金融資産が狙われる
この事態は小渕内閣の責任か
思考が停止するほどの恐ろしさ

【第2章】 郵政民営化があばく日本的社会主義の実態
郵政のどこが問題なのか
日本は日本的社会主義国である
財投の裏側にある巨額の不良債権
ばらまき予算、ぶんどり予算

【第3章】 年金崩壊で再び子が親を養う時代
子のないあなたはホームレスになる
公的年金制度はなぜ崩壊するか
国民はだまされている

【第4章】 企業倫理も破綻した
続発する企業不祥事
政治は三流、経済も三流
なぜこうなったのか

【第5章】 外国資本が日本企業を敵対的買収する日
企業経営が大きく変わる
日本を怒涛のごとく席巻する外国資本
三角合併で日本企業を丸呑みに
日本の経営はそのツナミに耐えられない

【第6章】 資源枯渇が日本を襲う
ものの豊かな時代を謳歌した日本
戦後の日本経済を支えた仕組み
資源の豊かな時代は終わった
心を失った日本人は生き延びられるか

【第7章】 インフレにならないはずがない
日本円はそんなに強い通貨か
大半の国民が考えるインフレ到来
きっかけは資源高騰か、対外債務発生か
巨額の米ドル債を抱えた日本円の末路

【第8章】 それでもまだ下落する不動産価格
東京のマンション・ミニバブル現象
やがて来るミニバブルの終わる日
借金で家を買う恐ろしい報い

【第9章】 進行する少子高齢化の衝撃
百年後の人口は4600万人になる
人口減少の進む黄金の国、ジパング
人口減少のどこが問題か
東アジアから無数のボートピープルが
少子高齢化対策をどうするか

【第10章】 東京がおびやかされる
日本の急所は一極集中の東京
核兵器が先か、大地震が先か
意外に弱い国家組織のソフトウェア
日本経済は全治10年の打撃にすら耐えられない

【第11章】 日本のアイデンティティが危うい
なぜアイデンティティの危機か
ナショナル・アイデンティティに対する両論
内側から崩壊する国民国家

【第12章】 白馬の騎士-米国による日本吸収合併
軍事大国化する中国
東アジアで独り立ちできない日本
あの米国に友好的買収される日
国民にその覚悟はあるか
戦後後半、日本から国家戦略が消えた

あとがき

以下読書録作成予定