アマチュア投資家必読の「株の法則」 東保裕之『株式投資 これだけはやってはいけない』の読書録

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東保裕之『株式投資 これだけはやってはいけない』

文庫:260ページ
著者:東保裕之
出版社:日本経済新聞社
発売日:2006年(平成18年)2月1日第1刷発行

目次

文庫版のためのまえがき
まえがき

【第1章】 株式投資で大損するタイプ~こんな投資家になってはいけない~

1.目一杯勝負は破産の近道
現実と計算は違う
変動商品への投資は恐怖感との戦い
余裕資金がないと勝てない
全額勝負は最初から負け戦
2.経営危機銘柄には近づくな
株式投資は元手がゼロになったらおしまい
危ない企業が本当に倒産する時代
危ない企業の超簡単な見分け方
3.自社株全面依存は丁半賭博と一緒
愛社精神に騙されるな
山一證券の悲劇
生活費と運用資産は分散しないと危険
従業員に良い会社と株主に良い会社は別
4.勝率至上主義は致命傷に直結
14勝1敗でも損することがある
勝率よりも得失点差が重要
全勝主義だと倒産までつきあうことに
5.慣れない手法はうまくいかない
慣れたやり方でないと勝てない
プロは慣れたやり方しか実行しない
なるべく単純で簡単なほうが楽
自分にとって簡単であればよい
試す段階では必ず少額で
[コラム 株式投資に必勝法はあるか]

【第2章】 売買テクニックの基本~これぐらいは知っておこう~

1.場中の株価ウォッチングはアマには無理
仕事が手につかなくなるのでは元も子もない
予定外の売買誘発で損をしやすい
株価確認があなたの人生の目的ですか?
株価チェックの頻度と運用成績は比例しない
2.指値ぐせは生活破壊パターン
指値注文は仕事に差し障りが出やすい
手じまいは必ず成り行き注文で
指値注文は「試し注文」のみOK
3.多数銘柄売買は実現不可能
分散投資も善し悪し
無理に一銘柄に特化する必要はない
個人投資家は資金・時間・労力に限りがある
4.急ぎの注文は事故のもと
急ぎの注文は日計りディーラーの専売特許
急ぐとミスしやすい
焦りは大敵
5.期間限定勝負は機関投資家最大の弱点
1年ごとに評価される機関投資家
日計りディーラーには制約が多い
[コラム 日経平均はエリート軍団]

【第3章】 気がつかないうちに陥りやすい失敗

1.「武田薬品が上がったから二番手のエーザイを買え」は正しいか?
一番手銘柄のほうが値上がり率は大きい
下げる時は皆一緒
二番手、三番手は一番手に劣る理由がある
2.株式分割銘柄の買い時は分割実施前
分割後に買いやすくなると思うのが初心者
分割後は売りが出やすい
買うなら分割前に
買いやすい銘柄は不思議と儲からない
3.ギザギザチャートは天井のサイン
株価の天井は一瞬
平らなチェーとで天井のことは滅多にない
尖ったことがわかってから売れば十分
4.薄商い銘柄は価値半減
売りたい時に売れるありがたさ
売れない銘柄は投資対象に不向き
店頭株投資の注意点
5.方針変更は慎重に
急な方針変更は見落としが多い
検証が大切
一番危ない方針変更とは
6.勉強しすぎてはいけない
真面目な人ほど危ない
ワンパターンでも大丈夫
儲けにくくなってきてから考え直せば十分
[コラム 金利上昇は株価にマイナスか]

【第4章】 苦しい時の対処法~負けを軽くすることが勝利への道~

1.ロスカットこそ勝者への最短距離
名人ほど損失確定が上手
損切りは恥ではない
手じまえば落ち着いて判断できる
長期放置は最悪の選択
2.ミスをした時こそ速やかな対応が肝要
ミスは放置しない
偶然に賭けるのは危険
損失確定で恐怖感を除去しよう
3.死んだ子の歳は忘れるべし
投資の達人でも負けは多い
終わったことよりも次が大切
今この瞬間にどう動くかが肝要
4.見栄と意地は証券投資の大敵
証券マンを気にしない
見栄と意地を張っても損は拡大するのみ
駄目な時は逃げるが勝ち
5.迷った時にどうするか
迷いは判断を鈍くさせる
自分の基準を持つ
わからない時はポジションをゼロに
[コラム 株より債券のほうが安全か]

【第5章】 飛びついてはいけない~一見儲かりそうだが実は危険なこと~

1.信用ダブル買いは危険度倍増
信用取引は危険か?
売りも買いも五分五分
「信用買い」のほうが危ない
2.新高値・新安値銘柄ほど要注意
新値の逆張りは地獄への第一歩
強い銘柄はとことん強い
プロのディーラーは新値を追いかける
ロスカットできることが大前提
3.SQで慌ててはいけない
SQとは?
注目を集めるのは3月、6月、9月、12月
寄り付きしか注目されない
勝負は一週間前に決着済み
ディーラーは本当のことを話せない
4.板は注文の一部分にすぎない
かつては会員だけの特権だった
寄り付き前はあてにならない
板は厚いほうに動きやすい
5.投資レーティングやアンケート人気銘柄に気をつけろ
市場参加者の注目度が高いレーティング変更
アナリストの重要顧客は機関投資家
人気ランキング上位は意外に儲からない
言い訳できる銘柄が多い
専門家は似たような思考回路
[コラム 雨の日は売り?]

【第6章】 株価指標 これをチェックするだけで十分だ

1.サイコロジカルラインは超簡単な指標
サイコロジカルラインとは
過熱感と冷却感を表す簡単な指標
店頭やマザーズの場合は注意を
2.騰落レシオは株価の先行指標
騰落レシオとは
市場全体の天井圏と底値圏を先取り
騰落レシオには逆らわない
3.二十五日線カイリにも異常値はある
二十五日移動平均線とは
カイリ率とは
9%が天底の目安
4.ボリュームレシオは東証一部銘柄の判断に
ボリュームレシオとは
450%と50%がチェックポイント
二部、店頭銘柄には不向きな指標
5.信用売り残目増加銘柄を売ってはいけない
信用売りとは
業績不振株ほど安易な信用売りは危険
6.信用買い残評価損益率は秀に一度のチェックで簡単
信用買い残評価損益率とは
週に一度のチェックで容易に大勢確認
7.MACDに逆らってはいけない
多くの投資家がチャート分析を活用
サインに逆らっても、労多くして実りは少ない
投資家に大人気のMACD

以下読書録作成予定