藤巻健史『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』の読書録

厚生年金・国民年金増額対策室年金読書録(年金、年金生活、社会保障関連の本) > 藤巻健史『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』の読書録

厚生年金・国民年金増額対策室

藤巻健史『藤巻健史の5年後にお金持ちになる「資産運用」入門』

単行本:253ページ
著者:藤巻健史
出版社:光文社
発売日:2006年(平成18年)3月30日初版第1刷発行

目次

はじめに

【Ⅰ】 真のお金持ちになる人の長期的視点
いま日本は、貿易立国ではなく投資で儲けている
投資家やディーラーの存在価値とは
世の中がインフレに変わりつつあることを見極めた人たち
村上ファンドは、インフレになると儲かる企業に目をつけて買う
本当にお金持ちになる人とは、どの株がいいかということを考えていた人ではけっしてない
インフレになればどんな商品がいいのかを見極めた人の勝ち
私はチャートが大嫌い、短期でちょこちょこ儲けようなんてタカが知れている
今後、エコノミストが言っているのとは別の意味でのインフレになる
私の資産運用は10年、20年単位で考える いまこそ土地、株、外貨建て商品を買う

【Ⅱ】 次に来る「資産インフレ時代」とは
どんな人に、デフレ、インフレはメリットがあるか
富裕層が、まずお金を使い始めると景気は良くなっていく
給料や売上げよりも、土地、株の上昇が個人消費に影響する
消費者物価が上がるインフレと「資産インフレ」は違う
バブルの時に、消費者物価はほとんど上がっていない
今回の原油の値上がりはインフレを引き起こすか
この先、消費者物価が10%も上昇するインフレが来るとは思わない
新聞記事は、昨日と比べてどうだとか非常に近視眼的にものを見ている
長期的に為替と土地の動きを見続けるのがポイント

【Ⅲ】 これからどんな金融商品を買うべきか
その金融商品は、景気に伴ってどう動くのか
市場というのは、売りたい時に必ず売れるということがいちばん重要
銀行から融資を受ける代わりに株で資金を調達する時代
株、債券、社債と国債はどう違うのか
長期金利と短期金利はいつ、なぜ上昇するのか
国債を満期まで持っていても紙切れ同然になることもある
国債は固定金利と変動金利のどちらがいいのか
為替がよくわかるようになる「ぽっち」と「も」の考え方
円安ドル高になると輸入インフレが起きる
もし、ドル/円が固定相場制だとしたら何が起こるか
日本の実力を考えると1ドル200円が妥当
日銀がコントロールできるのは短期金利だけ
公共投資をしてお金を使っても景気は良くならない
為替のレベルが、日本の景気に大きく影響する

【Ⅳ】 実際にポートフォリオを作ってみる
グループAのポートフォリオ
-「借金は返すべし」ではなく借金をする発想がいい
-世界的に有名なトレーダーは長期的勝負で儲けていた
-私が土地を買う場合の大きなポイント
グループBのポートフォリオ
-借金をしている人や会社はインフレになると有利
-国債はデフレ対応型の商品、インフレになると実質的価値が減少する
グループCのポートフォリオ
-仮にインフレにならなくても、日本の株はより魅力的な商品になる
-銀行が儲かるのは、長期と短期の金利差が問題
-国債を持ち過ぎている銀行の株は避ける
-長期金利が上がると国債の値段は下がる
グループDのポートフォリオ
アメリカの国債を買うのであれば短期がいい
マーケットリスクとカントリーリスクに注意
低開発国の株に投資するのは別のリスクが存在する
人民元建てで買えない中国株は儲からない
人民元の切り上げは今後行われるか
現物マーケットと先物マーケットの大きな違い
小さい金額で大きい儲けができる先物マーケット

【Ⅴ】 お金を稼げる人の習慣
お金を稼ぐことは勲章であるという意識
個人が儲かると国も儲かる、国も儲かると個人が儲かるチャンスも大きくなる
ノウハウ本や誰かの意見に頼ってもやはり儲からない
複式簿記の考え方が非常に役に立つ
人の意見に流されないマーケット感覚のある人
人と会うことが嫌いな私は、泣きながら銀行の外回りをしていた
ディーラーは、儲けて初めて人格が認められる職業
損をしても、悔しくはない。予想が当たっていた時に勝負しないことが悔しい
勉強して分析する力があれば、血ヘドを吐きながらでも負けていることに耐えられる
自信がないと感じたり、よくわからなかったらその金融商品で商品しない
絶えず、マーケットに対する独自の見方を持っていた
自分自身をけしかけて、リスクを取ることはとても重要
努力と自身とへそ曲がりが運を引き寄せた
株価というのは要するに森羅万象の結果
きちんとした経済の知識があって、為替の知識があれば
人生でいちばん大きな買い物をする時に間違えない

藤巻健史の思考、日々の行動がわかる「付録」

以下読書録作成予定