日本の未来とあなたの暮らしはどう変わるのか データと取材で徹底分析! 高橋乗宣『人口減少パニック』の読書録

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高橋乗宣『人口減少パニック』

単行本:206ページ
著者:高橋乗宣
出版社:PHP研究所
発売日:2006年(平成18年)8月3日第1版第1刷発行

目次

第1部 データが示す人口減少の大問題

【第1章】 あなたの手取りが半分になる日
「若い国」から「年老いた国」へ
進む晩婚化、晩産化
出生率1.25ショック
人口が半分になれば、倍働くしかない
キーテクノロジー産業とサービス産業が鍵
社会保障制度がパンクする

【第2章】 あなたの暮らしはどう変わるのか
住宅需要はリフォーム、建て替えへ
人口増社会から人口減社会へ
自治体もサバイバルの時代
大学倒産時代の幕開け
伸びる産業、伸び悩む産業

【第3章】 なぜ、女性は子供を産まなくなったのか
自分の生活を大切にする女性
仕事と子育ての両立の難しさ
3歳児神話も影響か
教育費の増大と地域差
乳幼児期の子育て費用は約440万円
子供がいると経済的負担が高まる現実
子育て費用の総額は38.5兆円
ニートの増加も一因か
子供をもつ明確な理由がない
安心して子供を育てられる社会に
実績がある江戸川区の保育ママ事業
出産祝い金を第3子以降100万円という例も

【第4章】 世界は人口減少問題にどう対応しているか
出生率の低下は先進国共通の悩み
スウェーデンに学べ
イギリスの「ワーク・ライフ・バランス」とは?
アジアでも起こっている出生率の低下
なぜ韓国で少子化が進むのか
中国の「一人っ子政策」はどうなったか

第2部 明日に架ける-人口減少時代

【第5章】 争奪戦が始まる
消えるジャンプ選手
「原石」養成JOC支援
加熱する留学生獲得
どう越える日本語の壁
財界学校-少数エリート養成の「実験」
入れるのは「上澄み」
受験戦争が過熱する韓国

【第6章】 「第3の開国」
国籍問わず
減る人材、外国人に門戸
「まずは日本語習得」
日系人と直接契約
揺れる「小さな国際社会」
外国人労働者受け入れ
フランスの移民2世
同化と共存、揺れる政策
言語教育-公費支出と義務
「新移民」世界めぐる

【第7章】 産まないの、産めないの
子供ほしいのに
つかんだ「夢」
男にも育児やれる
育児、保育園、復職
結婚しない女性
フリーター生活を後悔
2人目は絶対女の子
男の育休にためらい
出生率は超低空飛行
「新移民」で少子化抑制

【第8章】 この地で生きるために
子育て支援
財源確保へ新税、競争力の低下招く懸念も
巨大ハコモノのツケ
雇用の確保
予算ゼロでも福祉事業
団塊世代の移民
集落NPO法人に

【第9章】 たそがれの向こうに
遠距離介護 悩み共有
ついのすみかは老人ホーム
団塊世代の帰農-「生涯現役で」かなった夢
家族減り、在宅医手助け
傾聴ボランティア
夢を追い、海外へ脱出
高齢者の移民促進

【第10章】 変わる家族
生涯1人
助け合う、「長屋」再現
大家族つないだ農業
新たな古里づくり
夢実現へ日本脱出

【第11章】 未来への提言
街づくり 問われる哲学
ニートにも門戸開放
流出する外国人留学生
育児費も全国民で負担
若者の声 生かす工夫を

以下読書録作成予定