金美齢『日本ほど格差のない国はありません!』の読書録

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金美齢『日本ほど格差のない国はありません!』

単行本:252ページ
著者:金美齢
出版社:ワック
発売日:2006年(平成18年)12月20日初版発行

日本人よ、自信を持て!
自分たちの長所と美所を
今こそ再認識し、
活かすべきときだ。-著者
小林よしのり氏推薦!!

目次

プロローグ 日本に格差社会なんてあるものか

【第1章】 日本人よ、どこまで甘えるのか?
個人と国家、社会は切り離せない
アメリカ社会の持つ強さ
いかに<幸せ>に気づくか
<幸運>だった戦後日本の歴史
必要なのは重層的な視点
「地球人」を名乗るおめでたさ
愛国心を否定するのは、世界中で日本だけ

【第2章】 当たり前のアイデンティティを
国旗・国歌に敬意を表すのは国際人のマナー
国旗・国歌はその国の歴史の象徴
「君が代」には一点のやましさもない
「日の丸・君が代」反対論に見るダブルスタンダード
戦後歴史観とモラルハザード
「棚ボタ」の自由と民主主義を生きる国
「自分は何者なのか」を問い続ける
「公と私」の問題を矮小化する欺瞞性
少数の犠牲にされる大多数
サイレント・マジョリティにエールを送れ

【第3章】 覚悟のないところに平和はない
奴隷の平和と真の平和
「何だ、この日本人!」
日本人は弱くてもろい人間になってしまった
タフでなければ生きていけない
情けないほど無防備で幼稚
リスク管理ができないまま育ってしまった若者たち
他人も「いい人」だと思うな
「NO」もコミュニケーション
覚悟して生きる

【第4章】 なぜ、強いカードを使わない?
無定見な謝罪外交にピリオドを
日本はアジアの中核を担え
台湾で評価された後藤新平の事績
「かつて日本人」であった誇り
強いカードがあるという自覚が必要
理不尽で手前勝手な中国人
日本の生命線をおびやかす<中国びいき>は通用しない
<私的外交術>がもたらしたベネツィアでの勝利
過ちから教訓へ、新たな歴史の第一歩

【第5章】 相対的な価値を知れ
言霊の呪縛
<偏差値>に隠された問題
<個性の重視>はスローガンにすぎない
「相対的な視線」が大切
自分の人生に100%参加する
大学に「行ってはいけない」理由は一つもない
<ブランド>の価値は自分で決める

【第6章】 日本はそんなに悪い国ではない
自虐?成熟?「日本論」への対応
誠実さこそ日本の強み
愚直という徳目
スタンダードたりうる日本の美徳
再評価すべき<旧き好き日本>
誠実な国の<感覚的不誠実さ>
「不倫は文化」には条件がある
ノブレス・オブリージュ意識の欠如
<口撃>より対策を!
女性は権利の拡張に汲々とするな

【第7章】 しっかりせよ、日本人!
建前、タブーはためにならない
<玉砕覚悟>では元も子もないが・・・
<漸進>するニッポンの官僚たち
政治家はセクシーにかぎる?
懲りない、反省しない、教訓としない自民党
教育問題は<母原病>
ルールを守ることが危機管理
お金の使い方に出る人柄・国柄
<分相応>という尺度
日本人よ、精神的な美意識を取り戻せ

以下読書録作成予定