不登校・引きこもり・ニートから学ぶ親の対応処方箋 矢吹孝志『子どもは親を選べない』の読書録

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矢吹孝志『子どもは親を選べない』

単行本:236ページ
著者:矢吹孝志
出版社:幻冬舎ルネッサンス
発売日:2007年(平成19年)3月20日初版第1刷発行

不登校・引きこもり・ニートから学ぶ親の対応処方箋
「親が変われば子どもも変わる」
子どもの『気づき』を促す具体的対応が満載!

【ガイダンスの主なポイント】
・「説得」の関係から「納得」の関係へ。
・子どもの問題を親自身の問題として考えていくところに、問題解決の道が開く。
・現代の親は「子の心親知らず」である。
・因果は巡る「世代連鎖」
・親が真剣に向き合う姿勢に子どもの安心があり、がんばる力が湧いてくる。

目次

プロローグ

【第1章】 子どもを取り巻く環境
心の病に陥る子どものタイプ
不登校・引きこもり・ニートへの基本的対応
本質を変える
「自殺」は究極の自己治癒にはならない

【第2章】 「学校」とは
「学校」ってなんだろう?
子どもの評価は点数ですか?
学生を育てるのか、人間を育てるのか
学校や仕事に行くだけで「喜ぶ親」?!
わが子を「物」みたいに先生に引き渡していないか?
学校や仕事に行かなくなった時、親の夢の崩壊を恐れていないか!
学校や仕事に喜んで行く子どものほうが不健康かも
釣り堀の愚魚と同じ親たちは、塾や教材に喰らいつく
学歴社会の裏話

【第3章】 子どもの心
ヒーリング 子どもの心の癒し方
矛盾の中で戸惑う子どもたち
「悩み」は自ら受け入れる
現代の親は、「子の心、親知らず」
「待つ親」が長期化や深刻な状況をつくっている
悩みを断つには「べき」を断たなきゃ駄目!
苦悩人はタラ、レバを連発する
「こんなはず、こんな訳ではなかった」の現実は「こんなはず、こんな訳だった」
わが子の「良い子ぶり」に安心するな!
現代の若者の「変なやさしさ」

【第4章】 真の親のありよう
理解と愛情の仮面をつけて、価値観を押しつけてくる親ほど、子どもにとって怖いものはない
親の希望や期待に背くことは、動物の世界では「死」を意味する
親の押しつけに子どもはうんざりしている
論理的対応から、情緒的対応へ
ただひたすら耐えることが親の姿ではない
子どもの「生きがい」や「やりがい」は親がつくる
子どもにとって損か得かを見極められない親では困る
親が子どもに与えられるのは「エサ」と「保護」しかない
因果は巡る脅しの「世代連鎖」
母親「今・昔」ものがたり
「心のレンズ」を引いてみる
親が変われば子どもは変わる?
親が子どもを愛する訳は・・・
夢のもてない親に、子どもの夢は育たない
踊り場のない階段は昇り続けられない
子育ての最終目標は社会的自立

【第5章】 親(母)子のかかわり方
説得の関係から、納得の関係へ
反発、反抗心をなくす話し方「余意」
激励か脅しか「話し方」ひとつで、不安にもする
気づきが気力を、気力が行動を生む
会話は「顔」を見せ、背中で「生きざま」を見せる
合体した混乱から分離解決へ
「何度言っても解からない」と嘆く親は、何度言っても解からない言い方をしている
親子の会話の七つの禁句
人生は「大河ドラマ」 小言や注意は「水戸黄門」
「みんな」という言葉は、弁解無用と絶対安心の意味をもつ
他人の子どもに「さん」「君」をつけて、わが子に言えない親では困る
「あったら良い」より「なくてはならないもの」を
つき合いとは、お互いに半分の領域で折り合うこと
子どもの無理難題に、諭しや説得はいらない
火事を消す消防士を見ている限り、悩みは解決しない
ダメダメ症候群の親に育てられたら・・・
犬の散歩にみる親子関係のあり方
今こそ!道徳・倫理教育を
禅に学ぶ子育ての基本「努力する姿」
小手先の「知識」より、経験に基づく「知恵」が必要!
憧れは成長の源泉、模倣は最良の参考書
子どもを叱れる親になる
親の時差ボケ解消!「啐啄同時」がうらやましい
「父親不在」と家庭内暴力
自立へ向けて「家族機能」と父親の役割

【第6章】 人生6つの調味料
味わい深い人生を送るために
「間」という意味を考える
「場」という意味を考える
「位置」という意味を考える
「礼」という意味を考える
「節」という意味を考える
「義」という意味を考える

エピローグ

以下読書録作成予定