「ヤメたい」ヤツこの指とまれ! 木村剛『僕らの年金脱退宣言』の読書録

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厚生年金・国民年金増額対策室

木村剛『僕らの年金脱退宣言』

新書:189ページ
著者:木村剛
出版社:ナレッジフォア
発売日:2007年(平成19年)11月11日初版第1刷発行

目次

はじめに

【第1章】 社会保険庁はここまで腐っていた
年金データ5000万件の照合は不可能だ!
「照合」と「統合」はちがいます?
パスワード発行に2週間もかかるのに
キータッチは1日5000文字まで
お詫びチラシは保険料の無駄遣い
頼むから残業代は支払わないでくれ!
加入者全員に郵便で知らせればよい
民間出身の長官のときに不祥事が多発する
なぜ社会保険庁は事業停止にならないのか?
公務員の賞与は絶対不可侵の権利なのか?
こんな年金には保険料を払いたくない!
挙証責任は国民にある?
人柄や態度をみて支給する?
社会保険庁など要らない!

【第2章】 「100年大丈夫」な年金の正体
江角マキコが年金騒動を起こす
「未納三兄弟」のドミノ現象
「100年安心」は嘘だった
未納は年金問題の本質か?
ドタバタ劇の年金改革法案
出生率1・29の衝撃
年金官僚の隠蔽体質は治らない
2004年の参議院選挙も年金問題で負けた
年金官僚たちの世論操作に騙されるな!
年金改革は進まなかった
国民の敵は年金官僚だ!
月額保険料140倍が意味すること
あと2~3年で抜本的な見直しが必要になる
スウェーデンの「年金ワーキンググループ」
民主党は政権政党になれるか?

【第3章】 公的年金の破綻はいつか?
わたしたちは長生きのリスクを持っている
社会が変わったのに
いまの公的年金は不公平だらけ
サラリーマンは未納者の穴を埋めている
公的年金の財政はすでに危機にある
年金積立金は本当に残っているのか?
3年前の改正でこう変わった
標準的なモデル世帯など少数派です
インフレになっても年金支給額は増えません
計算を見直しても若い世代の負担は増えるばかり
こんなに高利回りの金融商品はあり得ない
公的年金は世代間の助け合いなのか?
「始めに結論ありき」の試算だった
2049年に公的年金は破綻する?
公的年金はナショナルミニマムの保障に

【第4章】 少子化対策は解決にならない!
自分の幸せは自分で掴むもの
個人の家庭観に介入すべきではない
柳沢失言の背景にある誤った発想
この国で子どもとともに生きたい!
理屈でこどもを産むのか?
少子化対策ではなく、年金制度を変更せよ!
保育所だけでなく経済的支援も必要
新新エンゼルプランで解決するのか?
それでも少子化は進展していく
人口ピラミッドが示す年金の暗い未来
美しい日本の伝統はどうなる?

【第5章】 このままでは年金が空洞化する
経営者は日本を選ばない
雇用も資本も日本を脱していく
企業に負担を押し付ければ、格差は広がる
「低福祉低負担」の2大国にはさまれる日本
サブプライムショックで見えたもの
東証一部上場企業の本音
捨て金ならば最低限にしたい
公的年金の束縛から逃れたい
最後の最後にお国は国民を食い物にする
日本政府の善意など信じるべきではない

【第6章】 年金脱退権を認めよ
公的年金はネズミ講だ
ツケは子どもたちに回してしまおう?
嘘をつくのはやめてほしい
公的年金はサラ金よりも性質が悪い
リセットボタンとしての「年金脱退権」
脱退が進めば長期的な負担は軽くなる
社会的弱者をどうすべきか?
公的年金は破綻するという現実を直視せよ
骨肉の争いを避けるために
保険料方式から税方式に移行しよう
最もシンプルな公的年金案
公的年金の積立金を分配せよ
私的年金への橋渡しをする
憲法25条における生活保障

【第7章】 私的年金の構築方法
私的年金はどうやって運用する
老後の生活にはいくら必要なのか?
とりあえず家計簿をつけてみよう
節約すればゴールが見えてくる
持ち家をあきらめれば資産は形成できる
生活防衛資金を貯めよう
予期せぬ不幸は起こると思ったほうがいい
私が外貨投資を勧める理由
リスクヘッジとしての外国為替証拠金取引
米ドルだけでいいのか?
それでも、やっぱり国内株式に投資しよう
国債投資は控えめにしよう
「自分年金」を構築しよう
自分のおカネに働いてもらおう

おわりに

以下読書録作成予定