「改革」「格差」を超えて、新しい成長が始まる 長谷川慶太郎・田原総一郎『日本の大逆襲』の読書録

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長谷川慶太郎・田原総一郎『日本の大逆襲』

単行本:243ページ
著者:長谷川慶太郎田原総一郎
出版社:PHP研究所
発売日:2007年(平成19年)12月10日第1刷第1刷発行

長谷川さん、日本は大丈夫ですか? 大丈夫ですよ、田原さん。なぜなら・・・・

現在の不安を払拭し、 明るい未来を展望するための 徹底討論!

TV・新聞が報じない『生情報』が満載!

目次

まえがき-田原総一郎

【第1章】 自民党政権は終わるか
自民党が参院選で惨敗した本当の理由
公明党も『タマ』が悪かった
地方政治から火がついた「政治とカネ」の問題
福田康夫氏の「個性」
増田総務大臣は地方分権を断行できるか
族議員は放っておけばいい
省議にも出てこない社保庁を変えられるのは厚労大臣だけ
小泉純一郎氏でさえ断念した「霞が関大改革」
「令外の制」を破った小泉元総理
政治を変えるにはマスコミから変えなければダメ
インド洋の海自は引き揚げるしかない
予算執行を止めてもいいか

【第2章】 「格差」問題をどう解決するか
いま生じている「格差」は新自由主義の結果か
唯一の解消法は「カネをバラ撒かないこと」
工場誘致に成功した地方は活性化しつつある
お金を渡しても「弱者」は救済できない
「格差」の被害者にモチベーションを持たせる方策
好んで「ネットカフェ難民」になる若者
「格差」よりも「自由」を重視するアメリカ
再チャレンジするためにIDカードを偽造
アメリカで暴動を起こせば殺されかねない
経済にも宗教の影響がある?

【第3章】 日本の農業は再生できる
地方の郵便局が減ったのは郵政民営化のせいではない
農業衰退の原因は農業に対する過度な保護
日本の高品質な農産物をもっと世界に売り込め
つぶすべき農協をつぶせない最大の理由
日本のコメには世界的な競争力がある
北海道、秋田県で起こっていること

【第4章】 世界経済の行方と日本企業の戦略
貸し手と借り手の顔が見えない「サブプライムローン」
アメリカの格付機関がインチキをした
アメリカの景気は大型公共事業に支えられる
金融資本主義拡大のなかで製造業はどうする?
GEも金融部門から撤収しつつある
なぜ日本企業は中国から引き揚げているか
目先の利益を捨てて中国から撤退したオリックス

【第5章】 日本の銀行がなくなる日
ビッグバンで東京市場は活性化したか
日本の金融収支は10兆円を超える黒字
PASMOやケータイが決済機能を持つようになる
「ゆうちょ銀行」はうまくいくか
竹中平蔵氏からかかってきた電話
「カネ」「情報」はあっても「度胸」がない邦銀
メガバンクも外資に買収される?
人事を変えなければ日本の銀行は二流のままで終わる
採用した人材に権限と高給を与える外資
インド人獲得のためにマンションの一棟借りをする新生銀行

【第6章】 「中国」「ロシア」「イスラム」の読み方
上海の株価は実態を反映しているのか
中国の深刻な「水事情」
「自由と繁栄の弧」か、「福田ドクトリン」か
激論・「中国脅威論」は本当か
中国とロシアはどちらが伸びる?
イスラム教は近代社会に適応させるのが難しい思想体系
日本人に「神」は必要か

【第7章】 共産主義とは、どういう考え方だったのか
共産主義には「生産性」という発想がない
「ノルマ」と「競争」の違いが理解できない
空想を現実にしようとして、失敗した試み

番外編
あとがき-長谷川慶太郎

以下読書録作成予定