厚生年金・国民年金増額対策室 ＞ 年金読書録（年金、年金生活、社会保障関連の本） ＞ 若林亜紀『公務員の異常な世界』の読書録
新書：230ページ
著者：若林亜紀
出版社：幻冬舎
発売日：2008年(平成20年)3月30日第1刷発行
目次
４月－入社式
公務員の採用方法
憧れの職業ナンバー１
裏口採用が横行
賄賂の相場は300万円
いろいろある公務員への道
公務員の勤務態度
民間時代との大きなギャップ
ニセ研究員に任命される
お役所にタイムカードはない
茶室のある職場
備品購入に20個のハンコ
５月－ゴールデンウィーク／メーデー
公務員の休日
国内旅行は届け出制
海外旅行は承認制
休日の居場所も監視される
公務員と労働組合
メーデーは特別休暇
ケタ違いに多い専従職員
組合辞めるとリストラ
合理化への正論を許さない
治外法権の社保庁
自民党にとって労働組合は敵
６月－ジューンブライド／衣替え
公務員の結婚事情
女性にやさしい職場
3年休める育児休業
世帯主は公務員の妻
役所の結婚あっせんサービス
公務員の制服
下着まで支給する自衛隊
イケメンぞろいの特別儀仗隊
容姿端麗な皇宮警察
７月－夏休み
公務員の特別休暇
牛久市長が長い夏休みを廃止
長い休みは健康のため
国家公務員のヤミ休暇
「自主研修」という名の夏休み
「手当」という名のお小遣い
８月－サマーレビュー
夏の予算要求大作戦
絵空事日記
節約よりも借金
予算のためのウソ作文
ウソ作文から生まれた箱モノ
一度取った予算は減らされない
９月－敬老の日／読書の秋
公務員の退職金
年金世帯の高い所得
豊かな退職公務員
退職金で家を建てる
支給まで古巣でアルバイト
退職後の天下りで5億円
公務員の表現活動
公務員出身の作家たち
暴露系の元公務員たち
公務員時代よりたいへん
苦悩と怒りを本に込める
公務員の自己顕示欲
旺盛な出版意欲
接待としての出版
税金で印刷された本たち
副収入が多い厚労省
１０月－引越し／体育の日
公務員の住宅事情
職住接近の官舎ライフ
億ション仕様で家賃は無料
年金を流用して官舎を建てる
ゆるい入居条件
住居の自由が制限される場合
官のおこぼれに与かる方法
公務員の健康法
10月10日の晴天率
午後3時のラジオ体操
効果の高い自衛隊式ダイエット
お昼休みはランニング
目的は職員の元気回復
１１月－文化の日／海外からの視察
自治体の美術コレクション
大阪市の倉庫に眠る美術品
破綻目前まで美術収集
大阪市のおかしな芸術振興
海外の公務員たち
韓国からの視察団
日本に来るのは下っ端
韓流ドラマなみの政界
愛人を囲う中国の公務員
清廉度17位の日本
アメリカ人のやる気
役人腐敗の行く末
１２月－冬のボーナス
公務員と賞与
年金消えても賞与減らず
不祥事あっても満額支給
民間企業と比べたら
民間には言えないボーナスの数字
公務員と査定
査定にまつわる心労なし
自己申告の甘い評価
税金を平等に大目に切り分ける
１月－成人の日
公務員の給与と手当
子どもの成人祝い手当
独身手当
出世困難手当
窓口手当
旅行手当
寒冷地手当
ひたすらよくなる労働条件
地元の水準より割高な給与
みどりのおばさん年収802万円
役人に役所の改革は無理
国滅びても厚遇あり
２月－議会
役人と政治家の関係
国会の台本を書く公務員
情報提供と入札の便宜で懐柔
議会を支配する「官僚内閣制」
箱モノをつくってあげる
あきれた癒着
不正を罰する
３月－春うつ／年度末
公務員の寿命
死因の2位は自殺
社保庁で起きた自殺
隠蔽されたいじめ
長生きしたければ公務員
減らない求職者
役所の予算消化
1週間で4300万円のお買い物
節約は許されない
ケタが違う3月の支出
外務省ではワインのまとめ買い
わざわざ行く海外出張
カラ残業も申請
3月のムダ使いをやめよう
おわりに
以下読書録作成予定