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週刊ダイヤモンド 2009年12/5号 特集：民主党最大のアキレス腱 労働組合の腐敗
週刊ダイヤモンド
出版社：ダイヤモンド社
発売日：2009年(平成21年)11月30日
表紙
日本の50大労組
ランキング&徹底図解
民主党全議員
417人中57人が労組推薦
幹部年収2500万円！
日本郵政「労組天国」
いまさら聞けない
労働組合の基礎知識
スト資金548億円！
ＮＴＴ労組の政界工作
スト激減でも値上げ
「組合費」の使い道
特集目次（P28～P57）
[28] 民主党最大のアキレス腱 労働組合の腐敗
[30] 【Part1】 労組に牛耳られる民主党
民主党を陰に日向に支えてきた労働組合は強大な力を手にし、
鳩山政権にとって「両刃の剣」となりつつある。
[36] （Chart）ひと目でわかる！労組業界勢力図
[38] 【Part2】 労働貴族の呆れた実態
高年収で経費使い放題、そんな労働貴族の実態を浮き彫りにし、
現場から乖離する組合運動のあり方を問う。
[42] （Column）最強抵抗勢力「自治労」の闇
[44] （Interview）古賀伸明●日本労働組合総連合会（連合）会長
[47] （Column）いまさら聞けない 労働組合の基礎知識
[48] （Column）「労働金庫」の知られざる実態
[50] 【Part3】 労組は守ってくれない
雇用の保障もなく賃金も安い非正規労働者の急増が社会問題化している。
まさしく労働組合の出番なのだが・・・・。
[54] 【Part4】 「恐竜労組」の生きる道
日本的経営の強みだった「労使協調」が「なれ合い」にすり替わった。
恐竜化する労組に活路はありやなしや？
[57] （Column）海外で続出する「過激スト」
当ページ記載：2009年12月10日
政権交代が実現して3ヶ月が経過。
ダイナミックな政治の変化を実感する一方、時折見せる国民目線とはズレた動き。
社保庁懲戒処分対象職員の日本年金機構移行問題、厚生年金病院・社会保険病院の独立行政法人移管延命問題、そして公務員制度改革にも心配の声が上がっている・・・。
今号の週刊ダイヤモンドでは、自治労（全日本自治団体労働組合）など、民主党の政策にも影響を与える「労働組合」の実情や問題点を多角的に検証している。
民主党は、労働組合を味方につけて政権交代を実現したのだが、その労働組合も利害は一致していない。
あちらを立てればこちらが立たず・・・政策で右往左往しないで欲しいものだが、35ページの『高速道路無料化』の記述を読むと、なるほど政策の一つをとっても二転三転しそうな予感がしてくる。
「加えて、高速道路無料化のように、産別労組によって賛否が分かれる政策もある。自動車総連は賛成だが、客を奪われるＪＲ労組は猛反対だ。 実は、実質的に連合組織内候補を決定するのは産別労組であって、連合本部ではない。したがって、同じ連合組織内議員でも、自動車総連が推した議員、ＪＲ労組が推した議員では、 主張がまったく異なる。政策によって一筋縄ではいかないのだ。」