あなたも簡単にできる!! 柴田友都『支給もれ年金私が「探し方」教えます』の読書録

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柴田友都『支給もれ年金私が「探し方」教えます』

単行本:101ページ
著者:柴田友都
出版社:ビジネス社
発売日:2007年(平成19年)6月27日1刷発行

テレビや新聞でも度々登場される「年金探偵」こと社会保険労務士 柴田友都氏の著書。
著者は5000万件騒動のずっと前から支給もれ年金に注目され、その経験、実績は他を圧倒しています。
本書はハンドブック的なサイズでページ数も多くないのですが、実際の相談事例をもとに支給もれになりうる事例を網羅してあり、いわば支給もれ年金のリトマス試験紙です。 価格も良心的で、おすすめの1冊です。

目次

本書を読む前にチェックして下さい!!

チェックⅠ 「支給もれ年金」これからの注意点
チェックⅡ こんな方は資格があります
チェックⅢ 「支給もれ年金」をあきらめてはいけない

はじめに

【第1章】 なぜ年金の支給もれがおこるのか
1.年金制度のうつりかわり
2.年金のしくみ
3.年金のもらいかた

【第2章】 こんな人は支給もれ年金がある?
1.戦時中、徴用、学徒動員、挺身隊などで働いたことがある人
2.戦時中、、職場から応召した人
3.旧陸軍造兵廠、海軍工廠、被服廠などで働いていた人
4.統制品を扱う商店や会社を経営していた人、勤めていた人
5.いくつも会社をかわった人
6.勤めていた会社が閉鎖、倒産、合併、社名変更などになった人
7.小さな店に勤めていた人、あるいは女中や子守をしていた人
8.パート、アルバイトをしていた人
9.給料から厚生年金のかけ金が天引きされていなかった人
10.親、または親戚の会社を手伝っていたことがある人
11.農業会(農協)に勤めていたことがある人
12.公務員になる前後にほかの職場で働いていたことがある人
13.自営業を始める前に会社に勤めていた人
14.厚生年金に入っていた夫が死亡している人
15.夏だけ、あるいは冬だけという職場で働いたことがある人
結婚して家庭に入った女性のカラ期間について
1 独身時代、短期間の会社勤めをした人
2 パートタイマーとして働いたことがある人

【第3章】 私にも支給もれ年金がみつかった!
1.軍需工場で働いていたときの年金
2.1人みつかれば同僚にも同じ支給もれがみつかる
3.厚生年金の支給もれをみつけて、徴用の年金も受け取った
4.GHQで働いていたときの厚生年金
5.学校の先生を退職後、再就職したときの年金
6.公務員になる前に勤めていた会社の厚生年金
7.結婚前に勤めていたお店の年金
8.年金相談がきっかけで本人も忘れていた年金がみつかった
9.軍人恩給をもらっていても、出征中の厚生年金はもらえる
10.戦時中、米屋は厚生年金に加入していた
11.年金手帳がなくても、年金がもらえた
12.支給もれがあるのは知ってても、調べ方がわからない
13.調べた会社の所在地がちがっていて、調査に時間がかかった
14.女性の厚生年金がはじまったのは昭和19年
15.農業会に勤めていたときの年金
16.年金は現在の物価に合わせて再評価された額をもらっている
17.ご主人の支給もれで遺族厚生年金が増えた
18.出征中の年金をみつけて遺族厚生年金に加算された
19.カラ期間を利用して勤めていたときの年金を受け取った

【第4章】 年金の支給もれをしないために
1.どんなことにきをつけたらいいか

-年金相談票ご利用の際の注意
-年金相談票
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