厚生年金基金・適格退職年金はこうして減らされる 奥村佳史『会社の年金が危ない!』の読書録

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奥村佳史『会社の年金が危ない!』

単行本:191ページ
著者:奥村佳史
出版社:生活情報センター
発売日:2004年(平成16年)5月20日第1刷発行

目次

まえがき

【1】 厚生年金基金の解散で年金はどうなる?
1.厚生年金基金が解散しても年金はもらえる
2.厚生年金基金解散で加算部分はどうなる?-厚生年金基金の財政状態が良好な場合
3.一時金か代行加算年金か?
4.厚生年金基金の財政状態は?
5.厚生年金基金解散で加算部分はどうなる?-厚生年金基金の財政状態が良好でない場合
6.加算部分が減額されるなら会社に頼んでみよう-厚生年金基金の財政状態が良好でない場合
7.積立が極度に不足している場合、年金はどうなる?-厚生年金基金の財政状態が著しく悪化している場合
8.解散が容認になるよう法律が改正される?-厚生年金基金の財政状態が著しく悪化している場合
9.会社が倒産したため厚生年金基金が解散

【2】 勤めていた会社が厚生年金基金から脱退-年金はどうなる?
1.会社が厚生年金基金から任意脱退
2.任意脱退は現役世代に厳しい?
3.任意脱退後に厚生年金基金が解散した場合

【3】 厚生年金基金の給付引下げ
1.給付減額もやむなし
2.給付利率引下げによる減額
3.給付利率を考える
4.保証期間延長による減額
5.保証期間を考える

【4】 適格退職年金の給付引下げ
1.適格退職年金でも必要な給付減額
2.給付利率引下げによる減額
3.保証期間延長による減額
4.適格退職年金が解約されると

【5】 企業年金は何が問題なのか?
1.サラリーマンの年金は3階建て
2.厚生年金基金とは
3.代行するメリットは?
4.現在では代行が邪魔者に
5.厚生年金基金の3形態
6.経理処理も異なる総合設立
7.厚生年金基金の運営
8.厚生年金基金の代議員会
9.厚生年金基金の理事会
10.厚生年金基金の常務理事
11.運用は誰が担当する?
12.運用成績は何で決まる?
13.厚生年金基金は相場を見通せるのか?
14.適格退職年金とは
15.適格退職年金の運営は?
16.適格退職年金も運用難
17.中退共・特退共とは
18.企業年金の基本的な仕組み
19.企業年金と金利の関係
20.予定利率の引下げによる影響
21.年金資産の運用は難しい
22.目減りした年金資産を回復させるには
23.企業年金と退職金との関係
24.退職金と企業年金-内枠方式とは
25.退職金と企業年金-外枠方式とは
26.内枠方式ならば給付減額に工夫が必要
27.内枠の年金を減らすには
28.給付利率引下げの影響は?-その1
29.給付利率引下げの影響は?-その2
30.保証期間延長の影響は?-その1
31.保証期間延長の影響は?-その2
32.給付利率引下げと保証期間延長を併用することも
33.ほかにもある給付減額
34.給付減額は避けて通れない?

【6】 厚生年金基金を会社は今後どうする?
1.会社はなぜ厚生年金基金を嫌うのか
2.とにかく運用リスクから逃れたい
3.代行返上で加算部分はどうなる?
4.代行返上の手続き
5.代行返上益とは?
6.解散によって年金そのものから逃れる
7.解散するには
8.総合設立型なら任意脱退という手もある
9.避けられない掛け金の引上げ
10.給付水準の引下げも避けられない?
11.退職金制度自体の見直し

【7】 適格退職年金を会社は今後どうする?
1.制度廃止が決まった適格退職年金
2.適格退職年金も積立不足に頭が痛い
3.望まれる掛け金の引上げ
4.年金選択者が多ければ給付水準の引下げも

【8】 新しい退職給付制度
1.新しい退職給付制度いろいろ
2.確定拠出年金(日本版401K)とは?
3.確定拠出年金は自己責任
4.想定利率を考える
5.確定給付企業年金とは
6.規約型における受給者の給付減額
7.キャッシュバランスプランとは?
8.前払い退職金制度とは?

あとがきに代えて


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