厚生年金・国民年金増額対策室 > 年金、みんな怒っています!(バックナンバー) > 【創刊号】社保庁 納付記録ミス
┏━━ ● 年金、みんな怒っています! ● 創刊号 ◎社保庁 納付記録ミス 36万人訂正要求 ~ 記事→ 夕刊フジ 平成18年11月23日(木曜)号 2面から ~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 平成18年12月1日版 創刊号 購読者数 0名様 】 ------------------------------------------------------------------ 創刊号のご挨拶 ------------------------------------------------------------------ はじめまして。 社会保険労務士の小野塚孝之と申します。 仕事がら、お客さまの年金に対する声に触れることも多く、 みなさまの年金に対しての、 【怒り】 【不安】 【疑問】 【不満】 【失望】 こうした声が、数限りなく聞かれます。 ぶつけどころのない、大きなうっぷん。 やるせない思い。 無力感。 苦しい現状。 将来への不安。 国への不満。 誰かに言いたい、わかって欲しい。 そんなみなさんの思い、ひしひしと伝わってきます。 「これでどうやって暮らしていけばいいんだ」 「大きな病気をしたらもう生きてはいけない」 「老後のリタイアを夢見て頑張ってきたのに」 こんな悲しいことってないですよね。 みなさん必死に頑張ってきたのです。 家族のため、地域のため、国のため。 今になってこんな思いをするなんて、納得できません。 年金は、知らないことで不安が増長します。 とはいえ、知れば知るほど矛盾点が見え、不満が蓄積されます。 今の年金、ガタガタです。 大きな手術が必要なのです。 でも、黙っていたら、年金は悪くなっていく一方です。 国民の知らぬ間に、少しずつ、気が付かないように・・・ これからも改善・改革という名の改悪をされてしまいます。 それでは、どうすればいいのでしょう。 それは、みんなで声を上げることです。 あっちでも、こっちでも年金改善の声を上げること。 そのような一人ひとりの声が、マスコミを動かし、 政治を動かし、年金制度を変えていく力になるはずです。 そこで、このメルマガでは、 ・具体的な年金問題の論点を提供すること ・改善案を提起すること ・前提となる知識を得ること を目的に発行していこうと思っております。 単なる愚痴に終始する時もあるかと思いますが、 年金が少しでも良くなる方向に向かうために、 長く発行を続けていけたらと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------ 当メルマガの内容 ------------------------------------------------------------------ 当メルマガでは、年金に関する怒りのネタ、 不満のネタなどをお届けしてまいります。 具体的には、 ・報道(新聞、テレビ、ラジオ、ネットなど) ・出版物(専門誌、雑誌、本など) ・人の声(お客さま、知人、友人、メルマガ読者など) これら、お伝えすべき時に、不定期でお届けいたします。 内容は、年金がメインですが、 年金生活、老後の暮らしに関することも、 織り交ぜていこうと考えております。 具体的には、増税、医療費アップ、生活費アップ、生活保護費削減 など生活に直結する問題と、 公的組織の不正支出、カラ出張、カラ残業、談合、ムダ使いなど、 年金生活に直接、間接的に影響することも触れていくつもりです。 ------------------------------------------------------------------ 年金、みんな怒っています! 【創刊号】メイン ------------------------------------------------------------------ こんにちは。 創刊号となる今回は、 夕刊フジの記事からです。 とても多くの方に関係する、 年金の落とし穴と言うべき問題ですので、 自分のことと思って、お読みいただければと思います。 -----------------------< 引用開始 >----------------------- サラリーマンの給与から天引きされている保険料が、 社保庁の記録されていないケースもあり、 国民年金ばかりか厚生年金にも被害が及んでいる。 今回、社保庁への調査要求の中で、驚くべく数字が出てきた。 これまで厚生年金と国民年金の被保険者414万6,565人に 保険料納付記録を送付、返信用封筒を同封し確認を求めたところ、 36万6,544人から訂正要求を受けたというのだ。 実に全体の8.8%だ。 これは、平成16年3月から実施された58歳通知制度の本年9月末までの 集計数字。58歳となった被保険者へ誕生日の2ヵ月後に年金納付記録を 郵送してチェックしてもらう制度だ。 記録に間違いなしとした人は258万9,734人で62%、 3割近くは回答無しだった。 厚生・国民年金の被保険者は合わせて約6,500万人。 仮に訂正要求を受けた比率8.8%を当てはめると約570万人の記録が 自分の考えと異なっている可能性があるということになる。 年金受給者でも、納付記録漏れが受給後判明し、受給額が増えた方もいる。 厚生・国民年金の受給者は合計3,500万人。 この中に本人も気付かずに、記録ミスで本来より少ない年金を受給し続け ているケースがあると推定される。 ※夕刊フジ 平成18年11月23日(木曜)号 2面 「永田町新潮流 長妻昭 俺がやらねば」より -----------------------< 引用終了 >----------------------- これは、年金の構造的にもとても多い問題です。 見直したら年金が増えた!という事例も多いのですが、 そもそも本来自分の年金として、当然もらうべき年金ですから 「増える」という表現はおかしいのかもしれません。 しかし、「増えた」と思えるほど今の年金のしくみが複雑なのです。 弊所サイトでも、年金の見直しに成功して、 もらえる年金が倍増した事例がありますので、 ご参考にしてください。 国民年金・厚生年金の年金相談事例集 http://www.office-onoduka.com/soudan_zirei/index.html ●勘違いはないの? 自分では保険料を納めたと思っていても、 実際は滞納していたということもあるでしょう。 払ったか、払っていないのか、まったくわからないということも、 十分にあることだと思います。 しかし、そういうことも含めても、 一目で保険料納付記録がわかるしくみでないところに問題があります。 だったら、若い頃に、 「将来年金を計算する時に必要になるから、 領収書等は絶対に無くさないでね」 「あなたの記録が頼りになるから、 転職する時や人生の記録はつぶさに付けておいてね」 と言っておいて欲しいですよね。 上記事例集の斉藤さま(仮名)は、 転職回数13回。 年金手帳紛失。 厚生年金被保険者証紛失。 若い時の転職先の会社名の記憶無し。 こんな絶体絶命の状態から、 奇跡的に当時のメモが出てきて助かりました。 こんな思いをしなければいけないのもおかしな話です。 年金記録を探すのに、合計3ヶ月近く費やしましたから。 ●それでも見つからないときは? その分年金はもらえません。 こちらでデータや記憶があって不明ならば他に手はありますが、 そうでないときは、お手上げです。 こんなの絶対おかしいですよ。 ●みなさんも、社会保険事務所で調べてみてください。 厚生年金保険料の納付記録。 社会保険事務所で取ってみてください。 そして、空白期間がないか確認してみてください。 平成9年の基礎年金番号になる前の期間は、 もらい漏れが生じやすくなっています。 ●空白期間があったら? 厚生年金に加入していなかったか、 女性なら国民年金の第3号被保険者ではなかったか、 国民年金の保険料は払っていなかったか、 あらゆる可能性を考えてみる必要があります。 ●社会保険事務所で、名前検索もできます 社会保険事務所では、 名前、生年月日であなたの保険料納付記録を探す ヒントを得ることができます。 記録が見つかればあなたの納付記録の可能性大です。
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