厚生年金・国民年金増額対策室 > 年金をもらう|厚生年金の老齢厚生年金の受給Q&A > mkour0603
現在20歳の会社員がいたとして、
厚生年金の標準報酬月額の最低等級(9.8万円)を40年間払っていたら、
年金はいくらもらえますか?
なお、ボーナスは、ないものとして計算してください。
標準報酬月額が最低水準の場合の老齢厚生年金は、
大体の計算で1階部分が約80万円、2階部分が約27万円、合計107万円です。
40年ですと、今後も国民年金の老齢基礎年金に合わせられます。
細かい誤差は抜きにしますと、約80万円です。
平均標準報酬月額×0,5769%×40年
ですので約27万円になります。
全部で1ヶ月あたりに直すと8.9万円。
ですが、第3号被保険者の妻がいるときは、その分も考慮にいれ、
月に15.5万円くらいです。(本人がもらうわけではありませんが)
定額部分については、保険料に関係なくもらえるからです。
標準報酬月額98,000円の人で13720円の保険料。
標準報酬月額980,000円の人で137,200円の保険料。
(厚生年金保険料14%で計算。会社負担も込み)
10倍の差があっても、1階部分のもらえる年金額は同じです。
自己負担6,860円でも、国民年金の保険料は払っていることになります。
なおかつ、国民年金第3号被保険者の妻がいれば、
妻の分の国民年金保険料も払っていることになります。
その上、自分の分の2階部分の年金がもらえますし、
一定の条件に合う妻ならば、加給年金ももらえます。
自分の分の国民年金の老齢基礎年金80万円
自分の分の2階部分の厚生年金27万円
配偶者加給年金40万円
妻の分の国民年金の老齢基礎年金80万円
合計 80万円+27万円+40万円+80万円
=227万円/年
=18.9万円/月
(加給年金抜きで187万円/年=15.5万円/月)
2人とも国民年金なら
13,860円×2=27,720円
(平成18年度価格で固定して計算)
6,860円で、27,720円以上のリターン。
このように、低収入の人にこそ、年金はありがたいのです。
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