厚生年金・国民年金増額対策室 > 年金をもらう|在職老齢年金Q&A(早見表、計算、制度のしくみ) > mz0702
70歳以降も年金がカットされるの?
※平成22年度の在職老齢年金の支給停止基準額「48万円」は「47万円」に改定されました。
当該箇所の読み替えとともに、次年度以降の変更にもご留意ください。
※平成23年度の在職老齢年金の支給停止基準額「47万円」は「46万円」に改定されました。
当該箇所の読み替えとともに、次年度以降の変更にもご留意ください。
2007年4月からの在職老齢年金精度の見直しは、
たくさん稼いでいる人には厳しい制度改正となりました。
2007年3月までの在職老齢年金では、年金カットは70歳まで。
それ以降はいくら稼いでいても年金はカットされませんでした。
しかし、2007年4月からは、70歳以降においても60歳代後半の在職老齢年金のしくみと同様に
年金カットが行われるようになりました。
簡単に言えば、毎月の厚生年金としてもらう金額と
お給料の金額(年収を12で割ったもの)が48万円を超えたら2分の1カット。
これまでの在職老齢年金の基準と変わりありませんが、70歳以降いつまでという決まりがなく、
厚生年金の適用で働く人の場合社長等を辞めるまで年金ガットが続きます。
新在職老齢年金では年金カットが70歳以降も引き続くという決まりが増えただけで、
厚生年金の被保険者であるのは変わらずに70歳までです。
保険料を払う必要はなくなります。
これまでは引続き勤務を続けていた場合、
60歳のときと65歳のときに年金額の改定が行われていました。
それが今回の新在職老齢年金のしくみによって、
65歳から70歳までの年金加入記録を70歳で反映させるということになりました。
もっとも70歳まで年金カットによって年金をもらっていない人にとっては、
年金をもらえないことに変わりはありませんが。
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