厚生年金・国民年金増額対策室 > 消えた年金記録関連ニュース > 社保庁、年金額訂正3万3900件未払い大量発生の疑い (20061124)
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(11/24)社保庁、年金額訂正3万3900件――未払い大量発生の疑い
社会保険庁が2005年度だけで、すでに年金を受け取っている人の
年金額や加入期間を3万3925件訂正していたことが明らかになった。
年金の加入記録に漏れが見つかったことなどが原因。
年金額を確定する受給手続き時のチェックでも記録漏れが見逃されて
いたことになり、公的年金で多数の未払いが生じている疑いが強まった。
05年度の訂正件数は社保庁の内部調査で分かった。
未払いと過払いの両ケースが考えられるが、
それぞれの件数は不明としている。
05年度以前も訂正があったとみられ、
受給者の全数調査を求める声も出そうだ。
記事元
社保庁、年金額訂正3万3900件・未払い大量発生の疑い(NIKKEI NET)
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年金支給漏れ、氷山の一角?
ポイントは、この一文です。
「年金額を確定する受給手続き時のチェックでも記録漏れが見逃されて
いたことになり、公的年金で多数の未払いが生じている疑いが強まった。」
受給手続は、社会保険事務所などの担当官がチェックしたり
質問したりしながら進めていくものです。
だからこそ、年金をもらっている人は、
「自分は社会保険事務所で手続をしたから安心」
というような気持ちになります。
でも現実はどうでしょうか。
プロの担当官に見てもらったはずなのに、
年金の請求モレ・もらい忘れが起きているのです。
「どうしてこんなことになるの?」
みなさんは疑問に思うかもしれませんが、
私が思う一つの原因に、担当官の差があると思います。
みなさんにとって、社会保険事務所に行く機会は1回か2回だと思うので
ピンと来ないかもしれませんが、私のように、
いろいろな社会保険事務所で何人もの担当官とお話をする機会があると、
担当官の対応に、随分と差があることが分かります。
良い担当官と、そうでない担当官の違い。
それは、経験と性格です。
経験という点では過去にこういうことがありました。
ある東京の会社にお客さまの記録がないかどうか調査を依頼したところ、
普通は東京の会社だけを見て答えを出すところ、
こちらがお願いしなくても全国の会社を調べてくれたのです。
実際この事例では東京以外は調べても意味がない案件だったのですが、
担当官の方の話によると、過去にこのような件で1件だけ
見落としがあったことから万全を期したいということでした。
しつこいくらいに質問をして、
可能性が低いことでも慎重に調べてくれる。
それに対して嫌な顔をしない担当官。
みなこういう担当官でしたらもらい忘れ年金も少なくなると思います。
ただ、お客さまの側に「待たせるな」「対応を早くしろ」
という要求があるので難しい面はあるかと思いますが。
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