厚生年金・国民年金増額対策室 > 消えた年金記録・支給漏れ年金関連ニュース > 社保庁、年金で処理ミス・1500万円未払いに (20070119)
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(1/19)社保庁、年金で処理ミス・1500万円未払いに
社会保険庁は19日、受取額の多い年金への切り替え申請があったにも
かかわらず処理を怠るなどの事務処理ミスが2006年12月以降に計34件
発覚し、総額約1500万円の未払いが発生したと発表した。同庁は事情を
説明して謝罪したうえで、未払い分については払い、過払い分については
返済の相談をしていると説明している。
34件のうち、23件は年金の切り替えを放置したミス。
たとえば、障害年金の受給者が老齢年金の支給年齢に達し、
受取額の多い老齢年金への切り替えを申請したのに年金を切り替え
ていないといった事例などがあった。未払い額は約1300万円に達した。
このほか(1)年金支給額が変わったことを伝える通知書を別人に誤送
した(2)老齢年金の繰り上げ請求があったのに請求者本人ではなく配偶者
の基礎年金番号を誤入力して約5万8000円の未払いが発生した
(3)2つの別々の傷病があったのに1つしか障害給付をしておらず
約180万円が未払いとなった――といったミスが判明したことを
同時に明らかにした。
記事元
社保庁、年金で処理ミス・1500万円未払いに(NIKKEI NET)
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こわい事務処理ミス
事務処理ミスに関しては、おそらく潜在的な数というのは
相当なものだと思います。
というのも一般の方には年金は難しすぎて、細かいことが苦手な人や、
手続アレルギーのある人にとっては担当官を信頼するしかなく、
処理が正しかったかどうかの確認はしないからです。
ニュースのように、何かのきっかけで疑問を持つ人はまだいい方です。
普通は年金のニュースをみていても、気になるのは今後の年金額の
話や他人の年金水準など興味の引く話題ばかりで、今もらっている
自分の年金が、どういうしくみで、どういうルールのもとで支給され
ているのかを理解できている人は少数派です。
しかし、それも当然のお話です。
年金は、何となく理解できていれば上々といえるものだからです。
既得権を守っていくために、改正のたびに複雑になっていく年金。
どうにかならないものでしょうか。
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