高齢者世帯の収入(所得)・貯蓄状況は?→高齢者世帯の年間所得の分布|厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成16年)ほか

厚生年金・国民年金増額対策室年金生活の実態 > 高齢者世帯の収入(所得)・貯蓄状況は?→ 厚生労働省「国民生活基礎調査」他

厚生年金・国民年金増額対策室

高齢者世帯の収入(所得)・貯蓄状況

高齢者世帯の収入(所得)・貯蓄状況はどうなっていますか?

高齢者世帯の収入・所得

高齢者世帯の年間所得の分布|厚生労働省「国民生活基礎調査」
(平成16年)より高齢者世帯の収入の分布状況を見ますと、次のようになります。
なお、高齢者世帯とは、65歳以上の高齢者だけの世帯、
または18歳未満の未婚の者が加わった世帯を指します。

高齢者世帯の年間収入(所得)の分布

区分高齢者世帯全世帯
100万円未満15.2%5.9%
100万円以上200万円未満27.4%11.6%
200万円以上300万円未満19.8%11.3%
300万円以上400万円未満17.7%12.2%
400万円以上500万円未満9.1%11.2%
500万円以上600万円未満3.8%9.0%
600万円以上700万円未満2.2%8.4%
700万円以上800万円未満1.3%6.5%
800万円以上900万円未満0.8%5.8%
900万円以上1,000万円未満0.5%3.9%
1,000万円以上2.1%14.2%

表を見てわかるように、200万円未満の収入(所得)が合計約4割。
300万円未満まで広げると、6割を占めます。


世帯主の年齢が65歳以上(高齢者)の世帯の貯蓄の分布

こんどは総務省「家計調査」(平成16年)から、高齢者世帯の貯蓄の状況です。
単身世帯は対象から外し、貯蓄は、郵便局・銀行・その他の金融機関への預貯金、
生命保険の掛け金、株式・債券・投資信託・金銭信託などの有価証券と
社内預金などの金融機関外への貯金の合計です。

世帯主の年齢が65歳以上(高齢者)の世帯の貯蓄の分布

区分高齢者世帯全世帯
300万円未満11.4%19.2%
300万円以上600万円未満8.8%15.1%
600万円以上900万円未満9.5%12.1%
900万円以上1,200万円未満9.4%9.2%
1,200万円以上1,600万円未満10.7%9.6%
1,600万円以上1,800万円未満3.4%3.5%
1,800万円以上2,000万円未満3.5%3.0%
2,000万円以上2,500万円未満8.1%6.7%
2,500万円以上3,000万円未満7.3%4.9%
3,000万円以上4,000万円未満8.2%6.2%
4,000万円以上19.6%10.7%

貯蓄4,000万円以上の高齢者世帯が2割もいるので、
全体的に高齢者は貯蓄をたくさん持っているという印象を受けますが、
2,000万円以上合計43.2%を除けばあとは横一線の状況です。


高齢者世帯の生活意識

同じように、高齢者世帯の生活意識を表したものもございますので、
ご参考までにご覧ください。

高齢者世帯における生活意識|厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成16年)

区分高齢者世帯全世帯
普通45.4%39.4%
やや苦しい31.2%32.9%
大変苦しい18.7%23.0%
ややゆとりがある3.9%4.2%
大変ゆとりがある0.7%0.6%


厚生年金増額対策まとめ

厚生年金繰り下げ受給加給年金中高齢の特例60歳台前半の特例定時決定育児休業
退職改定任意単独被保険者高齢任意加入被保険者在職老齢年金3歳未満の養育特例

国民年金増額対策まとめ

任意加入被保険者国民年金繰り下げ受給保険料免除制度国民年金基金時効の2年間
前払制度(保険料前納)会社員(厚生年金加入)付加年金第3号被保険者

年金Q&A

公的年金制度と年金問題老後の年金生活の実態よくある年金の勘違い年金と税金
年金、ここが損得の分れ目国民年金の保険料国民年金保険料の免除厚生年金の保険料
年金の受給全般老齢基礎年金の受給老齢厚生年金の受給加給年金の受給寡婦年金
厚生年金保険への加入国民年金への加入年金の任意加入離婚時の年金分割
遺族厚生年金 遺族基礎年金中高齢寡婦加算在職老齢年金QA国民年金基金QA

国民年金・厚生年金情報通

厚生年金厚生年金と国民年金国民年金年金生活消えた年金問題

年金の手続きその他

年金受給者の手続き裁定請求書の書き方と留意点年金相談事例厚生年金の受給開始年齢
年金読書録(年金、年金生活、社会保障関連の本)消えた年金記録とは?プライバシーポリシー