厚生年金・国民年金増額対策室 > 年金相談事例集 > 年金相談コーナーで代理調査実施(3回目)
受付票をとり、約40分待ったあと、
「受け付け番号」「必要事項を書いた相談票」「斉藤さまからお預かりした委任状」を担当者の方にお渡しし、
「身分証明書」「年金手帳」を提示した上で、年金相談が開始されます。
今日は、どのようなご相談ですか?
年金の空白期間の照会作業をするために参りました。
わかりました、それでは基礎年金番号を打ち込みますので少々お待ち下さい。
約1~2分、担当者の方がパソコンに基礎年金番号を打ち込み、
画面上に斉藤さまの年金加入期間が表示されます。
注:パソコン画面は私たちは見ることができません。
必要なものがあれば、口頭で答えていただくか、印刷してから見るというということになります。
確かに、年金の空白期間がございますね。
そうなんです。
すでに、年金の加入期間ごとの在籍していた会社名は聞いてきておりますので、
一つずつ照会していってもよろしいですか?
いいですよ。それでは昭和36年8月からの13ヶ月から参りましょう。
その期間は「か○○○」です。
あってます。次は?
昭和37年10月からの10ヶ月が、「株式会社あ○○○○」です。
はい、そうです。次は?
昭和40年2月からの3ヶ月が、「そ○○○株式会社」です。
はい、そうです。次は?
このように、6社の年金空白期間をすべて照合して答え合わせをしていきます。
今回は、すべての照合に成功しました。
ホッとしました。この期間を調べるのに3ヶ月近く掛かったんですよ。
よかったですね。ご苦労様でした。それでは、本日、裁定請求の手続をなさいますか?
いえ。いったん確定した記録のもとで検証したいので、
見込み額、年金加入期間の全部、繰上げ繰下げのケース、
それと、少し細かいですがそれぞれの期間ごとに検証したいので、
「被保険者記録照会回答票(資格画面)」を出してください。
あと、再評価の比較の票もお願いします。
「被保険者記録照会回答票(資格画面)」と、再評価の比較の票は、
一応検証のために取得したもので、一般的には見る必要はございません。
電話にて、調査結果のご報告
こんにちは。
結果の方ですが、無事に年金加入期間となりましたのでご安心下さい。
本当ですか。よかったです。
ここまで大変でしたが、斉藤さまの頑張りのおかげです。
ところで、これで年金計算の土台ができましたので、
一度、全部おさらいしておきたいと思っているのですがいかがでしょうか。
それは、ありがたいです。ちょっと頭がゴチャゴチャしてきたところですので。
またいろいろと質問させてください。
もちろんです。
それでは後日お伺いいたしますのでよろしくお願いいたします。
こちらこそお願いします。
そして後日、斉藤さまのご自宅で年金のおさらいをすることに。
年金相談 STEP5 > 斉藤さまの年金相談 STEP6 > 年金相談 STEP7
|厚生年金繰り下げ受給
|加給年金
|中高齢の特例
|60歳台前半の特例
|定時決定
|育児休業|
| |
|任意加入被保険者
|国民年金繰り下げ受給
|保険料免除制度
|国民年金基金
|時効の2年間|
| |
年金Q&A |
|公的年金制度と年金問題
|老後の年金生活の実態
|よくある年金の勘違い
|年金と税金|
|
年金の手続きその他 |
|年金受給者の手続き
|裁定請求書の書き方と留意点
|年金相談事例
|厚生年金の受給開始年齢|
|