年金に入る|厚生年金への加入Q&A>正社員(雇用契約)から委託契約に変更。厚生年金に加入し続けることは可能?

厚生年金・国民年金増額対策室年金に入る|厚生年金への加入Q&A > 厚生年金への加入(hkouk0602)

厚生年金・国民年金増額対策室

正社員(雇用契約)から委託契約に変更されました。厚生年金に加入し続けることはできますか?

55歳会社員です。
いままでずっと正社員で働いてきましたが、
会社から突然「来月から委託契約で働いてもらう」と言われました。

働き方は以前同様です。
社会保険(厚生年金、健康保険、介護保険)は、抜けることになるそうで、
手取りはわずかに増える計算です。
しかし、私は厚生年金を抜けたくはありません。
なんとかなりませんか?

現実的には厚生年金加入の継続は・・・

もしも本当に委託契約としての契約でしたら、社会保険に加入することはできません。
しかし実態が雇用契約でしたら、社会保険(厚生年金)の加入となります。
【※あくまで原則論の話】

委託契約とは

「特定の業務の処理」に対して報酬を払う契約のことです。

請負契約とは

「働いた成果、売上」に対して報酬を払う契約のことです。

ともに、時間で縛られたり、業務遂行で、いちいち他人からの指揮命令を受けることもありません。
個人裁量で仕事ができるかどうかがポイントです。

判断は難しい

判断は、個別に慎重に判断する必要がありますが、
前と同じ働き方で、突然委託契約にするような事例ですと、
黒(違法)か、黒に近いグレーのような気がいたします。

役所で相談

できれば社労士・弁護士など身近な専門家がよいのですが、
聞ける方がいない場合には社会保険事務所で相談してみるとよいでしょう。
匿名で解決してもらえるようにお願いしてみてください。
会社の方も、社会保険事務所から指摘を受ければ案外アッサリ改善するかもしれません。

関連ページ
年金の第2号被保険者とは?
厚生年金に加入し、被保険者となる人とは?

厚生年金増額対策まとめ

厚生年金繰り下げ受給加給年金中高齢の特例60歳台前半の特例定時決定育児休業
退職改定任意単独被保険者高齢任意加入被保険者在職老齢年金3歳未満の養育特例

国民年金増額対策まとめ

任意加入被保険者国民年金繰り下げ受給保険料免除制度国民年金基金時効の2年間
前払制度(保険料前納)会社員(厚生年金加入)付加年金第3号被保険者

年金Q&A

公的年金制度と年金問題老後の年金生活の実態よくある年金の勘違い年金と税金
年金、ここが損得の分れ目国民年金の保険料国民年金保険料の免除厚生年金の保険料
年金の受給全般老齢基礎年金の受給老齢厚生年金の受給加給年金の受給寡婦年金
厚生年金保険への加入国民年金への加入年金の任意加入離婚時の年金分割
遺族厚生年金 遺族基礎年金中高齢寡婦加算在職老齢年金QA国民年金基金QA

国民年金・厚生年金情報通

厚生年金厚生年金と国民年金国民年金年金生活消えた年金問題

年金の手続きその他

年金受給者の手続き裁定請求書の書き方と留意点年金相談事例厚生年金の受給開始年齢
年金読書録(年金、年金生活、社会保障関連の本)消えた年金記録とは?プライバシーポリシー