厚生年金・国民年金増額対策室 > メール年金相談事例 > 年金相談事例 200701
昨年60才になりましたので
社会保険事務所に年金の相談にいったところ
掛けてる月が不足してるという事で年金は一銭も
もらえませんと言われました。国民保険含めて
200何ヶ月か掛けてはあるのですが、
そのようなことあるのでしょうか?
今迄掛けた金額はどうなるのでしょうか?
教えて下さい。
お客さまの場合、
問題は「受給資格期間」の不足ということになります。
残念ながら、受給資格期間を満たすまでは、
年金が一銭も出ない決まりになっていますので、
必ず下記要件のどれかを満たす必要があるのです。
1:公的年金を合算して25年(300月)加入する
2:厚生年金だけで20年(240月)加入する
3:40歳以上で厚生年金に15年加入する
これを満たしていないと、
何歳になっても年金は支給されません。
逆に、上記要件に満たしている場合、
お客さまの場合、60歳から厚生年金の2階部分が支給され、
63歳から厚生年金の1階部分もあわせて支給され、
65歳からは、厚生年金と国民年金をあわせて受け取れることになります。
>今迄掛けた金額はどうなるのでしょうか?
上記要件を満たすまで、老齢年金では無駄になってしまいます。
>国民保険含めて
200何ヶ月か掛けてはあるのですが
本当にその通りでしたら、今のところは支給されません。
もし25年(300月)まで100ヶ月足りないとしますと、
約8年半、国民年金の任意加入をするか、
会社等で働いて厚生年金に加入するしかありません。
ただし、本当に200月なのかどうかは、よく確かめる必要があります。
過去働いていた期間で、年金に反映されていない部分が無いかどうか・・・
公開している事例とまったく同じですので、
下記ページをご参考に取組んでみてください。
類似の年金相談参考事例
過去に2度も社会保険事務所に行き、
65歳まで年金が出ないと言われていたのですが、
私と共に加入期間からもれていた9年分の厚生年金を発見し、
そうしますと、実は60歳の時点で受給資格があったという事例です。
勤め方により、
本人は厚生年金に入っていないと思い込んでいても、
厚生年金に入っていたということもありえますので、
過去からもれなく順を追ってチェックすることがポイントです。
以上でご回答とさせていただきます。
Y様にとりまして、参考になれば幸いです。
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