厚生年金・国民年金増額対策室 > 年金相談事例集 > 行方不明の年金記録、厚生年金加入期間を確かめる方法-その1
斉藤さまのご自宅にて
こんにちは、斉藤さま。
さて、ちょうどいま山場に来ています。
今までとは違い、斉藤さまの力に負うところが大きいのです。
そうですね。
厚生年金被保険者証は、他にはありませんでしたし、
何とかして6社もの会社名を思い出さないといけませんので。
探し方と言いましても、とても単純な方法です。
会社名さえわかればいいのですから。
会社名のわかる書類、思い出せる書類を探し出してください。
たとえば、どんなものを見つければいいのでしょうか?
そうですね。
給与明細、領収書、アルバム、住所録、電話帳などです。
40年前という大昔の資料ですから、
そのものズバリ会社名が書いた資料はなかなか見つからないでしょう。
特に1ヶ月しか在籍しなかった会社についてはアルバムすら期待薄ですので、
小さなメモ切れ1枚でもきちんと目を通して探すようにしてください。
たった1ヶ月でも年金に直しますと3,000円は超えますから、
30年以上生きたら10万円前後になります。
そう思うと、やる気がでませんか!?
大きいですね。1ヶ月って。物価が倍になったらこの金額も倍近くになるわけでしょ。
そうです。
会社員時代の記憶は、人との記憶の部分が大きいと思うのです。
あの時代、あの人と良く飲んだな~と。
確かにそうですね。
ただ私の場合、転職が多くてなかなか定着して働いていませんでしたから、
それほど長期的な人間関係は築いてこなかったのです。
そうでしたか。
でも他にも手はありますので、次いきましょう!
斉藤さまの場合、働いていた業種が特定していますので、
インターネットでも会社を探しやすいと思います。
どうやって調べるのですか?
検索エンジンを使って、就職・転職サイトを探します。
次に業種一覧や、地域検索で会社名一覧を出すのです。
これで、気になる会社があれば、その会社を検索エンジンで再度検索します。
あくまで思い出すきっかけを得るための作業の一つです。
2週間後、印刷したデータを郵送で送付…会社名判明せず
3週間後、お電話をして経過をお尋ね…会社名判明せず
1ヵ月後週間後、お電話があり、現状報告…会社名判明せず
1ヵ月半後、お電話があり、現状報告…会社名判明せず
八方ふさがりの中、残る手段であるハローワークの職歴調査によって、
会社名を調べることにしました。
はたして会社名は見つかるでしょうか?
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