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年金業務を専門と決めた理由

社会保険労務士の業務は広範すぎて、自分でもよくわかりません。 名刺を交換する時も、「社会保険労務士をしております」 としか言えません。

たとえば、 「人事労務の分野が専門でして、労働社会保険諸法例の手続、代行、相談。 給与計算の相談、代行と、それに付随する事務、年金相談、手続代行。 助成金の申請の手続、アドバイス・・・」 このような説明をしても、正直聞いているほうはうんざりです。 だから何??なにが専門なの? 下手に近づいたら、あやうく売り込みをされそう・・・ そんな風な印象を与えるだろうと、自分でも思っていました。

それだけではなく、「社会保険労務士」として業務を請負っても、 取扱い範囲が広すぎてテンテコマイ。 自分の性格上、コツを掴むのには人の数倍は掛かることから、 専門を決め、それに特化することとしたのです。 いままでやってきた業務の中で、

  1. 「ありがとう」と心から喜んでもらえ、
  2. 仕事の成果がわかりやすく、
  3. お客さまとじっくりと向き合えて、
  4. 違法なことを要求されず、
  5. やっていてやりがいを感じる仕事。
それが年金業務でした。

2006年からの新たなスタート

年金業務は、社会保険労務士の中ではやりたがらない仕事です。 しょっちゅう法律改正があり、とても難しく、手続が面倒。 それなのに、他の社会保険労務士業務よりも報酬が低い。 多くの方はお金払いが良い法人を相手に仕事をされています。

しかし、このままでは個人の年金の悩みは一層の広がりを見せます。 相談すれば、必ず年金額がアップするとかいうものではありませんが、 年金の専門家である社会保険労務士が、町医者のようにお客さまの悩みをよく聞いて、 改善できる点があれば改善し、わかりやすい言葉できちんと説明をする。

いま、自分の年金はどうなっているのか、 今度どうなっていくのか、 そういう知っている人にとっては何でもないことにも、 それを求めている方々はたくさんおります。

それはインターネットというものがあって、初めてわかったことです。 『苦しんでいる人を救うことができる』 そう確信して、年金業務に特化して新たなスタートを切ることになったのです。




社労士試験後から開業前後の話
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  7. 事務指定講習後の社会保険労務士登録のための手続き
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  16. 年金業務を専門と決めた理由