社労士が扱う仕事についてご説明するとともに、
社保労士の役割や他の士業との比較、
そして業務の具体例などをお伝えいたします。
仕事は業務の性質に分けると3つに分類できます。
1:書類作成 2:提出手続き代行 3:コンサルタント(相談・アドバイス)
>> 社会保険労務士の仕事とは(業務内容パンフレット:PDF)
社会保険労務士の一番の役割は、社会保障の各法律と国民を結ぶ
『架け橋』となることです。その扱う法律は・・・
>> 社会保険労務士の役割とは
その他、士のつく仕事の専門分野は?
税理士、行政書士、司法書士、弁護士、弁理士・・・
>> 社労士以外の士業との比較
社労士の扱い業務も把握できないくらい多様です。
弊所「年金の相談・手続・請求・請求漏れ年金探し」の他は・・・
>> 具体的な社労士業務の例
【コラム1 当サイト初期のホームページ運営】
このサイトのトップページは、現在は「厚生年金・国民年金増額対策室」という年金の情報を提供するサイトとなっていますが、
サイト初期の段階では「小野塚社会保険労務士事務所」のサイトとして、年金情報はその一部のコンテンツに過ぎませんでした。
2004年にプロバイダのアドレスで開始したサイトも、2005年には独自ドメインでの運営を開始。
社会保険労務士事務所の開業とサイト運営開始はほぼ同時だったということから、当初は何を書けば良いのかまったく見当がつきませんでした。
そこで社会保険労務士の取り扱う業務を見回したところ、「就業規則」や「助成金」のようにアクセスがすぐに商売に結びつくジャンルに魅力を感じましたが、
これは、ある程度経験を重ねた人でなければ、ボリュームあるコンテンツを作ることはできないと判断。
最終的に落ち着いたのが、社会保険労務士の経験が乏しくても書くことが可能な「年金」でした。
社会保険労務士が企業に関わる中で扱う事務手続書類は多種多様。
一般の社労士業務は、人事に関わるものほぼすべてです。
|入社関連|事業開始関連|出産・育児関連|
|ケガ・病気関連|障害関連|死亡関連|定年関連|
|退社関連|不服申立関連|事業終了関連|随時・定期的手続関連|
【コラム2 社会保険労務士事務所のサイト間競争】
2005年当初、社会保険労務士事務所のサイトはまだまだ少ないもので、グーグルで「社会保険労務士事務所」と検索すると、
200位くらいにはもう関係のないサイトが出てくるくらいの状況でした。世の中は、ブログ本が多く登場し、個人のブログブームが始まった頃だったと記憶していますが、
社会保険労務士は比較的文系の人が多いためか(ある程度以上社会保険労務士経験のある人は、ホームページがなくとも業務に不都合がなかったという事情もある。)、
ホームページを軽視または苦手意識を持っている人が多かったのです(社会保険労務士の開業者は年配の方が多い)。
サイト運営初期、ネット情報だけでサイトに必要なプログラムを習得。とりあえず文字を配列できるようになった程度ですが、
検索エンジンの検索結果で上位に表示されるためには、それだけの技術で十分。あとは、年金のしくみ、法律情報、体験談、関連情報などツラツラ書き並べていき、
次々にコンテンツを増やしていくのみ。今考えるとSEO(検索エンジン上位表示のための技術)的にはムダが多かったのですが、ライバルが少ない状況ですので、
いくつものページで検索結果ランキングが上昇。ズブの素人でも楽々アクセスを取ることができました。商品は認知してもらえてナンボ、サイトは見てもらえてナンボです。
これは、競争の激しいジャンル…例えば、「印鑑」「ハンコ」のように商品そのものに特色・違いが出しにくく、検索するユーザーも「印鑑」のようにそのワード自体で 検索するようなジャンルとはわけが違います。そのような競争の激しいジャンルは、サイトの優劣=検索結果次第で売り上げにも大きく違ってくるために、 聞くところによると検索上位組は月に100万円を超える金額をサイト運営に投資しているそうです。ワード「美容整形」については上位サイトのSEOは月に300万円とも・・・。 ところが、社会保険労務士事務所のホームページはすでに述べた通りでしたので、2006年頃からタイトル・サイトを「年金」にシフトするまで1年以上は 「社会保険労務士事務所」の検索結果で1位(以下いずれもGoogle)、「社会保険労務士」でも10位以内に位置していました。2008年12月16日現在、ほぼ完全に年金サイトになった今でも 「社会保険労務士事務所」17位、「社会保険労務士」で22位に残っているのですから、いかに競争の垣根が低いのかがよくわかります。 そして、このような状況は社会保険労務士に限った話ではなく、行政書士や税理士、司法書士など他の士業についても似たような環境であると思われます。
ほとんどの方に馴染みのない社会保険労務士。
依頼先を探す際に外せないであろうのポイントを7つ上げてみました。
|1.専門分野がある|2.法令順守|3.お客様の利益優先|
|4.専門外のことについては他の事務所と連携が取れる|
|5.情報が早い|6.パソコン対応|7.人間的なフィーリングの良さ|
【コラム3 総合ページから専門ページへ】
Googleよりもヤフーにその傾向が強いように思いますが、検索エンジンの表示結果においては、次第に専門特化したサイトが上位に表示されるようになりました。
例えば、当サイトで見てみると、メインは「社会保険労務士事務所」のサイトとし、その中に年金・健康保険・雇用保険・労災保険などのコンテンツが並立する形であったのですが、
「年金」を充実して、年金関連のキーワードで上位表示させたいと思っても、はじめから「年金」をトップレベルの階層として展開している競合のサイトには、なかなか勝てないのが実情です。
内心では、社会保険労務士事務所のメインタイトルのまま、極めてニーズの強い「年金」ワードを上位表示させ、
いずれ業務的にも好ましい「就業規則」ワードのコンテンツも作り・・・と思っていたのですが、
そのような総花的な構成のサイトでは、そのいずれもが中途半端な結果に終わってしまうのが今の検索エンジンです。(私見)
そこで、社会保険労務士事務所のタイトルを、思い切って「厚生年金・国民年金増額対策室」というタイトルに変更。
社会保険労務士に関するコンテンツはすべてこのページ一つにまとめました。新しく名実共に「社会保険労務士事務所」である専用のサイトを立ち上げるのも手なのですが、
残存するページには一定の価値があり、削除することのデメリットもあることから結局は、中途半端とは思いつつも残すことに決めました。
社会保険労務士の関連テーマ
社労士の扱う業務の中からいくつか関連するテーマを取り上げました。「社会保険とは」「健康保険とは」「管理監督者とは」・・・
>> 社会保険労務士の関連テーマ
社会保険労務士の組織は個人単位からはじまり、市区町村の「支部」、都道府県の「会」、全国の「連合会」と形作られています。
>> 社会保険労務士の組織
【コラム4 毎年8月~11月に見てもらえるページ】
社会保険労務士のページは隅に追いやってしまった形ですが、毎年社会保険労務士試験がある8月末から合格発表の11月くらいまでの間、アクセスが急増するページがあります。
ヤフーで「社会保険労務士試験 合格率 合格基準」などのキーワードで入ってくる、タイトル『社会保険労務士試験の合格率・合格基準』
というページです。年々、この周辺のキーワード狙いのサイトも増え、このページでは3文字の組み合わせでしか上位表示されなくなりましたが、
アクセスデータを追っていくと、意外なページが人気になっていたり、大手のサイトにリンクしてもらっていたりと、面白い発見があります。
また、社会保険労務士試験の直前期だけ急増するのがヤフーで「社会保険労務士試験 トイレ」のキーワードで入ってくる、タイトル『社会保険労務士試験当日|気になる試験中のトイレの話』
というページです。試験時間が長く悩ましい問題だということを自分でも体感していますし、試験前に自分でも検索エンジンで調べた記憶がありました。
その為、このページに関しては、狙いを持って作成したわけですが、このように狙って取れるキーワードは士業の世界ではまだまだ多く存在していると思われます。
社労士関連リンク
社労士だけではなく、普通にビジネスで役立つサイトをリンクしてあります。
>> 社会保険労務士関連リンク集
一人の社会保険労務士が、資格を目指したところから試験の失敗。
そして合格までの道のりや、開業エピソードを自分視線でお伝えします。
>> 社会保険労務士試験から開業前後の体験談
【コラム5 コンテンツ連動広告が変えるサイトの質】
当サイトでも導入している「グーグルアドセンス」を代表とするコンテンツ連動広告。
アドセンスの場合、サイト運営主が得る収益は、表示回数とクリックによって発生しますが、大部分はクリックによる収益となっています。
このコンテンツ連動広告は、従来グーグルの独占であったものが、今ではヤフー等も参入。
コンテンツ連動広告が広まる前までは、アクセスだけでは目に見えた価値を生まなかったホームページが、広告収入という形でアクセスそのものが収入を生むようになりました。
そこで今起きているのが、サイトやブログの量の増加と質の充実化です。最近ではブログ機能をブログとして利用するだけではなく、
ホームページのように見せるサイトも登場し、サイト作成に対する技術的な障壁はかなり低下しました。やろうと思えば、誰でも低コストでできてしまうのです。
その昔、バナー広告が流行り、実際にはたいした成果も上がらなかったことからこの手の広告を軽視してしまう向きもあるかもしれませんが、それはどうでしょう。 コンテンツ連動広告は、ユーザーが自分の意思で、ヤフーやグーグルで検索を行い、その結果表示された上位表示のサイトに入り、 そこで自分のニーズに適合した広告を見る・・・という一連の流れが存在しますので、 自分のニーズと関係なく偶然表示される広告を見る従前の「バナー広告」のしくみとは別物であると言えます。 (ページ内容にマッチしたバナー広告で機動的に展開できるものであるのならば良いのかもしれませんが・・・) 当サイトのグーグルアドセンスでも、年金のページには年金や高齢者に関連した広告が表示され、社会保険労務士のページには社会保険労務士試験や社会保険労務士の就職などそれに関連した 広告が表示されます。生命保険のことについて触れたページには、生命保険の資料請求やランキング、生命保険営業など実に内容的に適切な広告が表示されています。
広告表示のしくみも簡単で、任意の広告掲載場所にプログラムを設置すればあとは自動で広告が表示されます。 不適切だと思う広告があれば、自分の意思で広告の表示を停止にすることも可能です。 なお、この仕組みを利用して、逆にページ内容を作り直すこともあります。 というのは、そこに表示される広告は、機械によって判断されたキーワード(ジャンル)に適した広告ですので、 検索エンジンがそのページをどう見ているかを察することが可能だからです。 仮に「社会保険労務士」に関するテーマについて最適化したつもりなのに、「健康保険」に関する広告がずらっと並んでいたような場合には、 そのページに記載した社会保険労務士の業務の説明の中で、「健康保険」に関する記述が多すぎたのではないか?偏りが生じているのではないか?と仮説を立てることができるのです。
また、何よりも魅力は広告収入で、長い目で見るとサイト作りに費やす努力(時間)と広告収益は比例していますので、コンテンツ連動広告導入前のサイト運営と比べると、 モチベーションの違いは明らかです。 雇用環境が悪化する不景気の中、お金を掛けなくても時間と努力だけで手軽にできるサイト運営→コンテンツ連動広告は一層魅力度を増し、 今後はネットに存在するサイトの量の増加、質の充実化が急激に進むものと思われます。 もちろん、士業のサイトも今までのような低競争状態であり続けることはないと思われます。
4章3社会保険労務士会及び全国社会保険労務士会連合会~6章罰則
【コラム6 サイト運営は自前主義】
日本のインターネット人口は増加傾向を示しており、サイト数(ブログ数)も増加の一途だと思われます。
そうなると、需要の高いキーワードばかりか需要の低いキーワードにおいても、検索エンジン上位入りはかなり困難になります。
2008年12月現在、SEO(検索エンジンの最適化)に関する情報については、ある程度の内容ならば一般の人にも知れ渡った印象を受けますし、
本屋に行くまでもなくネット上でも無料で公開しているサイトが散見されます。(SEOセミナーは、独立行政法人や商工会議所等でも時折無料開催している。)
すると、将来的に勝負を分けるのは「サイトボリューム」で、
サイト作りをホームページ支援業者に頼ったとしても、結局はページの追加・更新のために自分の頭で文章を考え出さなければなりません。
「狙って」上位表示される確率が低下する以上、狙いが外れても良いように多数のページを追加する。 意外なところで上位表示が獲得できるかもしれませんし、ロングテールの考えにより総アクセスを増やすことも可能です。 他の業界ではどうなのかわかりませんが、少なくとも士業のサイトについては、ユーザーは「文字」を見に来ていますので、 素人丸出しの手作りサイトながらも、当サイトでは自前を貫いていこうと考えているのです。業者を挟まない分、 世の中の出来事に即して迅速にページの追加・更新・訂正ができるのも強みです。(コスト面は言わずもがな)
社会保険労務士法施行規則
(昭和四十三年十一月二十八日厚生省・労働省令第一号)
最終改正年月日:平成一八年一〇月一一日厚生労働省令第一八三号
当サイト内の社会保険労務士関連ページのサイトマップ
社労士試験体験談
1.通信講座のメリット
2.試験合格までの2年間
3.社労士を目指す
4.合格率・合格基準
5.日程と試験会場
6.科目の多さと皿回し
7.苦手科目克服
8.モチベーションの維持
9.合格のツボ(短答式)一本
10.法律改正
11.語呂合わせ
12.理解?記憶?
13.試験直前期は復習に専念
14.試験中のトイレの話
15.1点差の泣き笑い
16.これから受験する方へ
開業前後
1.試験合格と資格
2.少ない事務員募集
3.いずれは独立
4.事務員か開業か
5.事務指定講習
6.事務指定講習(座学編)
7.社労務士登録の手続き
8.社労士会での新人研修会
9.所属支部の支部長への挨拶
10.支部の研修への初参加
11.支部研修後
12.支部ホームページ作成申出
13.支部と同期
14.開業とホームページ作成
15.はじめての試験監督官
16.年金業務に特化