なぜ社会保険があるのか

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なぜ社会保険があるのか

社会保険は労働者に予測できないことが起こった時に困らないようにするためのものです。 健康保険なら病気やケガ、雇用保険なら失業、労災保険なら業務上の病気やケガなど、 それぞれの給付の内容が細かく決まっています。

では、厚生年金保険はなぜ保険なのでしょうか? 障害、死亡に対する給付もあるのですが、メインは長生きに対する給付です。 自分が何歳まで生きるかなんて誰もわかりません。 70歳かもしれませんし、80歳かもしれません。 でも90歳、100歳まで長生きしたらどうなるでしょう。 老後の蓄えが底をついたとしてもこの年になっては生活費を稼ぐことができません。

長生きは幸せなことの反面考えようによってはリスクでもあるのです。 リスクを回避するものが保険だとするならば、 厚生年金(老齢)自体も保険であって何ら不思議ではないのです。

社会保険は年金にしろ健康保険にしろ強制加入ですので、 例えば長生きしそうな人だけ年金保険料を払うとか、 病気がちの人ばかり健康保険に入るとか、そういう偏がなく運営ができ、 国民の生活の安定に寄与することができるのです。



社会保険とは
  1. 社会保険とは
  2. 社会保険の種類
  3. なぜ社会保険があるのか
死亡した場合の社会保険給付
  1. 故人が国民健康保険の加入者の場合
  2. 故人が健康保険の加入者の場合
  3. 国民年金からの給付1『死亡一時金」
  4. 国民年金からの給付2「寡婦年金」
  5. 国民年金からの給付3「遺族基礎年金」
  6. 厚生年金からの給付「遺族厚生年金」