厚生年金・国民年金情報通厚生年金・国民年金増額対策室

« 老齢厚生年金の繰下げができない人とは? | メイン | 専業主婦の第3号被保険者は昭和61年4月1日から »

会社が無くても天引きがなくても厚生年金は・・・

給与から厚生年金保険料が天引きされていないからといって、年金記録が絶対にないということはありません。また、昔勤めていた会社が現在無くなっていても、厚生年金の加入記録がなくなるということはありません。

厚生年金保険料の折半負担

厚生年金の保険料は従業員と会社の折半負担ですが、必ずそうしなければいけないということではありません。会社側としての保険料の半額の負担は、あくまで最低ラインの義務であって、それ以上会社が負担することについては自由です。

現実にそのような会社がどれだけあるかどうかは別として、従業員の分の厚生年金保険料を会社が全額負担することも可能ということです。

よって、昔の給与明細を見て天引きされていないからといっても、100%厚生年金に加入していなかったとは言い切れないのです。(ただし、極めて低い可能性の話です。)

会社が無い場合の厚生年金は?

消えた年金を探す大半の方は年金受給者か年金をもらう少し前の方だと思いますが、働いていた会社が倒産・合併・社名変更など、形を変えていることも少なくないでしょう。

しかし、厚生年金は会社からもらうわけではなく、厚生年金の加入記録は会社を経由して国に保管されているものですので、会社が無くなっていても、年金記録さえ無事ならば年金への影響はありません。

もっとも、会社が存在していても、保存義務の過ぎた書類はなかなか保存していないものなのですが。

厚生年金増額対策まとめ厚生年金繰り下げ受給加給年金中高齢の特例60歳台前半の特例定時決定育児休業
退職改定任意単独被保険者高齢任意加入被保険者在職老齢年金3歳未満の養育特例
国民年金増額対策まとめ任意加入被保険者国民年金繰り下げ受給保険料免除制度国民年金基金時効の2年間
前払制度(保険料前納)会社員(厚生年金加入)付加年金第3号被保険者
年金Q&A公的年金制度と年金問題老後の年金生活の実態よくある年金の勘違い年金と税金
年金、ここが損得の分れ目国民年金の保険料国民年金保険料の免除厚生年金の保険料
年金の受給全般老齢基礎年金の受給老齢厚生年金の受給加給年金の受給寡婦年金
厚生年金保険への加入国民年金への加入年金の任意加入離婚時の年金分割
遺族厚生年金 遺族基礎年金中高齢寡婦加算在職老齢年金QA国民年金基金QA
年金の手続きその他年金受給者の手続き裁定請求書の書き方と留意点年金相談事例厚生年金の受給開始年齢
年金読書録(年金、年金生活、社会保障関連の本)消えた年金記録とは?プライバシーポリシー