「第三者委員会」消えた年金審査終了わずか2.3%
2007年11月15日の毎日新聞によると、6月から11月11日までの中央・地方第三者委員会への年金記録の訂正申立て件数は計2万5,641件で、審査が終了した件数は599件(全体の2.3%)となっています。このような状況の中、社会保険労務士に対しての第三者委員会調査員協力要請があり、募集をはるかに上回る応募が見られました。
「第三者委員会」消えた年金審査終了わずか2.3%
毎日新聞が伝えた第三者委員会の進展状況はとても深刻です。
現在の申込みベースで見てもすべての審査終了まで何年掛かるかわかりません。(『第三者委関係者から「単純計算すると、審査終了まで10年以上かかる」との声も出ている。(記事まま)』)
第三者委員会が始まってからそろそろ半年になろうかという状況で2.3%。事例を積み上げながら判定基準を決めるためにじっくりと取り組んでいるということも考えられますが、あまりにも進み具合が遅いです。
もちろん、そこで実際に作業をしている方々はまじめに尽力されていることは確かですが、いかんせん人が足りなすぎるような気がします。
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