弊所では現在年金相談は行なっていませんが、社会保険労務士その他年金を扱うサイトの中には無料で年金相談に応じてくれるところが少なからず存在します。(年金相談を受け付けている場所・無料サイト【All About】 )そして、場合によっては実際に年金相談のメールを送ってみることもあるかと思いますが、悪気はなくとも「教えて君」といったネット上であまりマナーの良くないとされる存在と思われてしまうかもしれませんので注意が必要です。
教えて君とは?
教えて君とは、検索などで自分で調べればすぐに分かるようなことを、インターネットの掲示板、メール等で他人に聞いて済ませようとする人のことです。
本人に自覚なく悪気がないこともあるかと思いますが、次のようなことが当てはまるようですと少し注意が必要かもしれません。(年金の質問の場合は初歩的な質問ということは考えなくても良いと思いますが、一般には自分で調べればすぐに分かる初歩的な質問をするということもここに入ります。)
- 質問が漠然としすぎている(質問の意図するところについて相手に考えさせてしまう)
- 自分が完全に納得するまで何度も質問を重ねる
- 聞くのが当たり前というような文言となっている
- 回答に対してお礼を言わない
特にいろいろな質問サイトなどを見ていると、たまに「質問者はその後どうなったのですかー?」「聞きっぱなしかよ!」という回答者以外の方からのツッコミが入っていたりもしますが、質問をしたからにはその後どうなったのか、参考になったのかどうかなど、最後は質問者で締めるというのが暗黙のルールのような気がします。
気持ちよく回答を得るためには
かつてサイトで年金のメール無料相談をしていた時に感じたことで、こうしたらいいな、と思うところを上げてみます。
- いきなり本題に入らない
- 質問事項は簡潔にし、分からない箇所を明確にする
- 命令口調・指示口調で質問をしない。
- 回答に対してはお礼を言う
道を聞く時に「道を教えろ」とは言わないですし、答えてもらったら「ありがとうございます」と言う。それはリアルもネットも同じことです。