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「消えた年金」新語流行語大賞トップ10に大臣受賞?

2007年12月3日に発表された2007ユーキャン新語・流行語大賞で「消えた年金」がトップ10入り。この言葉自体が新語・流行語として選出されること自体が不謹慎な印象を受けrのですが、受賞したのは厚生労働大臣・・・なぜ!?

「消えた年金」が新語・流行語?賞の対象?

世間が「消えた年金」について認識していなかった頃から、民主党長妻議員が執拗に調査・追及を重ね、一気に世間に認知された「消えた年金」の存在。

人によっては年金の受給資格が得られずに無年金となってしまうこともある深刻な問題にもかかわらず、これが流行語大賞のトップ10に入っているのですから驚きです。

そもそも、新語・流行語大賞とはどのような賞なのでしょうか?
自由国民社のホームページを見ると次のように記されていました。

「この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。」

なぜ厚生労働大臣が表彰式に?

当初政府は消えた年金の存在すら認めていませんでしたし、「消えた年金」という言葉に対して「消えているわけじゃない。誤解を与える表現を使うな」と言ってきました。

にもかかわらず、表彰式には厚生労働大臣の姿が・・・

「消えた年金」本家の長妻議員は主催者側の受賞の要請に対し、大阪出張のためビデオ出演ならOKとの返答をしていたそうですが、いつのまにかこのようになっていたということです。

ちなみに、「消えた年金」の解説には次のように書かれていました。

「5000万件ともいわれる基礎年金番号に統合されていない記録のこと。元経済誌記者の調査能力を活かし、年金問題を徹底して追及していた“ミスター年金”長妻昭議員が国会で質問し、大きくクローズアップされた。」

トップ10の並び

自由国民社の新語・流行語大賞受賞語一覧のページには、「(宮崎を)どげんかせんといかん」「ハニカミ王子」2つ大賞の次に「消えた年金」がありました。

そして次には「そんなの関係ねぇ」
さらに次には「どんだけぇ~」

この並びですと、「消えた年金」がどうしても軽い言葉に感じてしまいます。

消えた年金について第三者委員会で解決した件数も極めて少なく、前途多難だというのに・・・

関連ページ:「第三者委員会」消えた年金審査終了わずか2.3%

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