老後の年金生活が不安な昨今ですが、何もしなければ現状は変わりません。税金など納めるものが増え、生活費は上がり、じりじりと生活が厳しくなる・・・もらえる年金額は下がり、いずれ年金生活は火の車になる怖れも・・・そこで我が家では、平成18年の初頭に家計のリストラの一環として車を処分しました。それまで掛かっていた車の維持費や車関連費用が年間100万円前後。そして、車の変わりに支出することになったタクシーや電車等代わりの足代を引くと、50万円程度が浮いた計算となったのです。
こんなに掛かる車の維持費
処分した車はマークⅡ。 車の維持費・項目は次のような感じでした。
- 税金(年間4~5万円くらい)
- 保険料(年間8万円くらい)
- 車検(2年に1回で12万くらい)
- 駐車場代(月極35,000円・年間42万円)
- JAF会費(4000円)
- ガソリン代
- パーキング代(出先)
- オイル交換
- バッテリー交換
- タイヤ交換
- ウォッシャー液
- 備品・・・マットやクリーナー関係など
- 修理費用・・・クーラーの故障、ワイパーの故障、ミラー交換等
- 高速料金・有料道路
- 洗車料金・・・高架下駐車場のため、2週間でススだらけになり、洗車は多数回
以上、車関係の費用はおおむね年間100万円前後でした。
自家用車を使わない替わりに掛かる費用
車を使わない代わりに足となるのが電車・タクシー・バスなどですが、その費用も車を維持していることを考えると、本当に安いものです。
ガソリン代が1リットル200円になる!?
2007年12月9日の時点で都内のガソリンスタンドでは、ガソリンが1リットル156円まで高騰していますが、この価格は1バレル50ドルから60ドルの時の価格が反映されています。
現時点のガソリンの販売価格というのは、数ヶ月前の原油価格が元となっていますので、原油元売価格1バレル90ドル~100ドルである12月現在のこの水準でいくと、3ヵ月後くらい先にはガソリン小売価格が1リットル200円前後となってしまう計算となるのです。
ガソリン代が1リットル300円になる!?
2008年5月8日日刊ゲンダイによると、ゴールデンウィーク中の5月6日にニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物市場で、米国産標準油種(WTI)の6月渡しが一時、1バレル122.73ドルまで上昇し、史上最高値となりました。
これまでの流れから1バレル200ドルに到達することも予測され、単純計算では数ヶ月で300円台にハネ上がっても不思議ではない・・・とのこと。
自動車買取業者の調査では、自動車を所有できるガソリン価格の上限は「160円以下」が全体の約半数だった・・・ということで、『大半がマイカーを手放すしかなくなる時代がすぐそこに来ている』と指摘しています。
運転次第で燃費2割改善!?
日経新聞2008年(平成20年)6月7日(土曜日)日経プラス1に、運転の仕方で燃費が2割前後節約できる方法が掲載されていました。
【ふんわりアクセル】
発進から5秒で時速20キロになるようにする。
急発進、急加速を防ぐことで燃費の節約になる。
【アイドリングストップ】
停車をする時にはエンジンを停止させる。
エンジンを再作動させる時に燃料を使うものの、5秒以上停止する場合にはアイドリングストップをした方が燃料の節約になる。