「カラン、カラン、カラン・・・」
2008年8月30日。
普段と変わらぬパソコン作業中のこと。
突然パソコン本体から不気味な音が鳴るとともに画面がフリーズ・・・何度電源を入れなおしても起動せず・・・ついに我がパソコンが故障しました。
壊れたパソコンは、2005年に購入したデスクトップ型のパソコンで、性能もソコソコ良いものです。
ホームページの作成などメインで使用していたものでした。
わずか3年半でのまさかの早期故障ですが、調べてみるとパソコンで使用されるハードディスクの寿命は3~5年・・・ということは、わりと一般的に起こりえることだったのです。
パソコンが故障すると、その被害は?
パソコンが故障しても、代用のパソコンや新しいパソコンで解決可能な「メールの利用」や「サイトの閲覧」といったものは大した問題ではないのですが、次の3つについては多かれ少なかれ手こずる事になりました。データの消失
- 電子メールの送受信記録
- 写真記録(画像データ)
- ビデオ記録(動画データ)
- ビジネスデータ(エクセル・ワード等)
- 音楽データ
プロに頼めばデータの救出も可能だと思いますが・・・ 起動しないパソコンの前では、私のようなPC素人は無力です。 (しかし、ほとんどのデータは事前に退避済み。後述)
ソフトの消失
- ホームページ作成ソフト
- ウイルスソフト
- 電子メールソフト
- プリンタソフト
- 文書作成ソフト
- 各種フリーソフト
ホームページを作成するメインのパソコンということで、ホームページビルダーといったホームページ作成ソフトはもちろん、ファイルをアップロードする「FFFTP」、RSSを作成するRSS作成ソフト、色を調べるソフト、サイトマップを作成するソフト、その他多数のソフトがパソコンにインストールされていました。
これらを地道に一つ一つインストールして設定して・・・と作業をするわけですが、何をインストールしていたかを思い出すところから、それぞれがどんな設定だったかを思い出し、さらに不具合があればそのつど奮闘するといった気が遠くなる作業を強いられます。
自分仕様
- お気に入りの設定
- デスクトップのタスクバー設定
- ツールバー設定
- ファイルとフォルダの場所
パソコンを購入したての初期設定の段階から、徐々に自分が使いやすいようにしていったものを、また1から作り直すこと・・・これが意外と大変です。
パソコンの故障への備え「外付けハードディスク」
まさかパソコンがこれほど早くに故障するとは思わなかったものの、いつかは故障するものと思い、2007年に「外付けハードディスク」を購入していました。
当時1万5千円で320GBということで、パソコン本体の記憶容量の約2倍。数ヶ月に1度にフォルダ名「マイドキュメント」の中身をそっくりそのままコピーして保存。ついでに電子メールの受信記録とアドレス記録をエクスポートし、ブラウザの「お気に入り」もエクスポートしていました。
そして、その最終保存が2008年6月の半ばということで、約2か月分のデータは残らなかったものの、それまでのデータは無事守ることができたのです。
「外付けハードディスク」はUSBの差込口に差し込むだけというとてもお手軽なもので、時代とともにどんどん大容量化、低価格化しています。(2008年9月22日現在、9千円台で500GBというものも)
データがすべて消失したらと思うと、背筋がぞっとします・・・
「雷対策」・・・さらなるパソコン故障対策
今年(2008年)はゲリラ豪雨・雷が異様に多いということで、雷防止のコンセント(ADSL回線対応)を導入。また、ブレーカーが落ちてパソコンの電源が落ちるとハードディスクに負担をかけるということで、電源バックアップ機器も導入しました。
雷は、直撃しなくとも電線や電話線を伝って電流が流れることもあるということで、電子機器の被害が増えているとのことです。