2000年から2006年までの日本の物価(全国消費者物価指数)の推移を見てみると、おおむねマイナスの数字が並んでいます。
(物価上昇率の推移)
しかし、2000年を100とした時の2006年の総合指数(消費者物価指数のうち物価全体の動きを総合した指数)を見た時に、100よりも下回っている国は、日本(98.1)と香港(95.3)だけで、あとはすべて100を超えています。
2000年-2006年 世界の物価上昇ランキング
2000年=100とした2006年の総合指数を、上昇率の低い国から並べてみると次のようになります。
なお、データは2008年4月25日に総務省(統計局)が公表した「世界の統計2008」の「13-2 消費者物価指数」を参考としています。
(外部リンク:統計局ホームページ「世界の統計」)
- 1.香港「95.3」
- 2.日本「98.1」
- 3.サウジアラビア「102.9」
- 4.シンガポール「104.3」
- 5.スイス「105.4」
- 6.バーレーン「107.0」
- 7.パナマ「107.3」
- 8.フィンランド「107.8」
- 9.スウェーデン「109.0」
- 10.ドイツ「110.1」
- 11.イスラエル「110.8」
- 11.モロッコ「110.8」
- 13.ノルウェー「111.6」
- 14.フランス「111.8」
- 15.クウェート「112.1」
- 16.バハマ「112.2」
- 16.オーストリア「112.2」
- 18.ペルー「112.3」
- 18.デンマーク「112.3」
- 20.マレーシア「112.9」
- 21.ベルギー「113.0」
- 22.★カナダ「114.4」
- 22.オランダ「114.4」
- 24.チェコ「114.6」
- 25.ルクセンブルク「115.0」
- 26.イタリア「115.1」
- 27.ポーランド「115.9」
- 28.マルタ「116.0」
- 29.イギリス「116.4」
- 30.ニュージーランド「116.8」
- 31.タイ「117.0」
- 31.アルジェリア「117.0」
- 33.アメリカ合衆国「117.1」
- 34.キプロス「117.4」
- 35.チリ「117.5」
- 36.チュニジア「118.9」
- 37.ポルトガル「120.1」
- 38.オーストラリア「120.2」
- 39.韓国「120.5」
- 40.スペイン「121.3」
- 41.ギリシャ「121.9」
- 42.★アイルランド「123.6」
- 43.★インド「128.6」
- 44.タンザニア「130.3」
- 45.アイスランド「130.5」
- 46.ウガンダ「130.6」
- 47.メキシコ「131.8」
- 48.ネパール「132.2」
- 49.スロベニア「133.8」
- 50.南アフリカ「134.0」
- 51.カタール「135.2」
- 52.トリニダード・トバゴ「137.0」
- 53.エジプト「137.9」
- 54.フィリピン「138.0」
- 55.ハンガリー「138.2」
- 56.パキスタン「138.7」
- 57.スロバキア「138.9」
- 58.バングラデシュ「139.0」
- 59.コロンビア「142.7」
- 60.グアテマラ「152.0」
- 61.カザフスタン「152.4」
- 62.スーダン「155.9」
- 63.ブラジル「157.8」
- 64.ケニア「166.9」
- 65.ウルグアイ「172.7」
- 66.インドネシア「176.5」
- 67.アルゼンチン「179.4」
- 68.エクアドル「181.2」
- 69.スリランカ「181.5」
- 70.コスタリカ「189.3」
- 71.ロシア「219.1」
- 72.ナイジェリア「224.5」
- 73.ルーマニア「246.8」
- 74.ドミニカ共和国「247.9」
- 75.ベネズエラ「289.8」
- 76.★トルコ「377.5」
★マークがある箇所は、資料元に付されていた注釈箇所ですが、それが何を意味するかは資料元からは判明することができませんでした。
また、資料元の注意事項として『対象とする地域,調査世帯等が限定される国(地域)もあるため,利用上注意を要する。』とありますので、その点もご留意下さい。