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平成元年~19年で10倍になった100歳以上高齢者人口

※平成21年9月のデータにおける追記・更新あり。

日本国内の100歳以上の高齢者人口は、平成元年には日本全体でわずか「3,078人」(男性:630人、女性:2,448人)しか存在しなかったものが、平成19年には日本全体で「32,295人」(男性:4,613人、女性:27,682人)となり、わずか20年ほどで総数10倍以上になりました。[平成21年には日本全体で「40,399」(男性:5,447人、女性:34,952人)]

※関連:同時期の日本人の平均寿命(厚生労働省「簡易生命表」)は、平成元年には男性:75.91歳、女性:81.77歳だったものが、平成19年には男性79.19歳(+3.28歳)、女性85.99歳(+4.22歳)となっています。

100歳以上高齢者人口の年次推移

日本における100歳以上の高齢者人口は、過去どのような推移を辿ってきたのかをみてみます。(データ元:厚生労働省『百歳高齢者に対する祝状及び記念品の贈呈について(平成21年)』)

平成19年の時に10倍を超えています。(平成元年比較)

※カッコ内は昨年比です。

年次男性女性合計
昭和38年20人133人153人
昭和39年31人(+11人)160人(+27人)191人(+38人)
昭和40年36人(+5人)162人(+2人)198人(+7人)
昭和41年46人(+10人)206人(+44人)252人(+54人)
昭和42年52人(+6人)201人(-5人)253人(+1人)
昭和43年67人(+5人)260人(+59人)327人(+74人)
昭和44年70人(+3人)261人(+1人)331人(+4人)
昭和45年62人(-8人)248人(-13人)310人(-21人)
昭和46年70人(+8人)269人(+21人)339人(+29人)
昭和47年78人(+8人)327人(+58人)405人(+66人)
昭和48年91人(+13人)404人(+77人)495人(+90人)
昭和49年96人(+5人)431人(+27人)527人(+32人)
昭和50年102人(+6人)446人(+15人)548人(+21人)
昭和51年113人(+1人)553人(+107人)666人(+118人)
昭和52年122人(+9人)575人(+22人)697人(+31人)
昭和53年132人(+10人)660人(+85人)792人(+95人)
昭和54年180人(+58人)757人(+97人)937人(+145人)
昭和55年174人(-6人)794人(+37人)968人(+31人)
昭和56年202人(+28人)870人(+76人)1,072人(+104人)
昭和57年233人(+31人)967人(+97人)1,200人(+128人)
昭和58年269人(+36人)1,085人(+118人)1,354人(+154人)
昭和59年347人(+78人)1,216人(+131人)1,563人(+209人)
昭和60年359人(+12人)1,381人(+165人)1,740人(+177人)
昭和61年361人(+2人)1,490人(+人109)1,851人(+111人)
昭和62年462人(+101人)1,809人(+319人)2,271人(+420人)
昭和63年562人(+100人)2,106人(+297人)2,668人(+397人)
平成元年630人(+68人)2,448人(+342人)3,078人(+410人)
平成2年680人(+60人)2,618人(+170人)3,298人(+220人)
平成3年749人(+69人)2,876人(+258人)3,625人(+327人)
平成4年822人(+73人)3,330人(+454人)4,152人(+527人)
平成5年943人(+121人)3,859人(+529人)4,802人(+650人)
平成6年1,093人(+150人)4,500人(+641人)5,593人(+791人)
平成7年1,255人(+162人)5,123人(+623人)6,378人(+785人)
平成8年1,400人(+145人)5,973人(+850人)7,373人(+995人)
平成9年1,570人(+170人)6,921人(+948人)8,491人(+1,118人)
平成10年1,812人(+242人)8,346人(+1,425人)10,158人(+1,667人)
平成11年1,973人(+161人)9,373人(+1,027人)11,346人(+1,188人)
平成12年2,158人(+185人)10,878人(+1,505人)13,036人(+1,690人)
平成13年2,541人(+383人)12,934人(+2,056人)15,475人(+2,439人)
平成14年2,875人(+334人)15,059人(+2,125人)17,934人(+2,459人)
平成15年3,159人(+284人)17,402人(+2,343人)20,561人(+2,627人)
平成16年3,523人(+364人)19,515人(+2,113人)23,038人(+2,477人)
平成17年3,779人(+256人)21,775人(+2,260人)25,554人(+2,516人)
平成18年4,150人(+371人)24,245人(+2,470人)28,395人(+2,841人)
平成19年4,613人(+463人)27,682人(+3,437人)32,295人(+3,900人)
平成20年5,063人(+450人)31,213人(+3,531人)36,276人(+3,981人)
平成21年5,447人(+384人)34,952人(+3,739人)40,399人(+4,123人)

総人口に対する100歳以上高齢者の人口割合は?

※以下、平成21年9月のデータにて再計算

総務省統計局「平成21年10月1日現在人口推計」によると、日本の総人口は1億2751万人となっていますので、この数字を用いて総人口対100歳以上高齢者人口割合を計算してみると・・・

4万399人÷1億2751万人≒0.00031683%
→「0.00031683%

人口10万人あたりの100歳以上人口は何人?

10万×0.00031683≒31.6人
→「人口10万人当たり、約32人が100歳以上

何人に1人が100歳以上高齢者?

1億2751万人÷4万399人≒3,156人
→「日本の人口の3,156人に1人が100歳以上高齢者

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